differ

/ˈdɪfər/

英検準2級B1TOEIC ★★★
日常ビジネス学術社会コミュニケーション

意味

動詞

異なる、違う、意見が食い違う、相違する

発音

/ˈdɪfər/

DIFfer

💡 「di-」は強く短く「ディッ」と発音し、舌先を上の歯茎の裏に軽く当てて弾くようにします。最後の「-er」は口をあまり開けず、舌を少し引いてこもったような「ア」と「ル」の中間のような音を意識すると自然です。日本語の「ディファー」とは異なり、特に「er」の部分をはっきりさせすぎないのがコツです。

例文

Our opinions often differ.

カジュアル

私たちの意見はよく異なります。

Their customs differ greatly.

カジュアル

彼らの習慣は大きく異なります。

Prices can differ between stores.

カジュアル

価格は店によって異なることがあります。

My taste differs from yours.

カジュアル

私の好みはあなたのものとは違います。

Results may differ from ours.

ビジネス

結果は私たちのものと異なるかもしれません。

Project scopes often differ.

ビジネス

プロジェクトの範囲はよく異なります。

They differ on the budget.

ビジネス

彼らは予算について意見が異なります。

Views on this issue differ.

フォーマル

この問題についての見解は異なります。

These two theories differ.

フォーマル

これら二つの理論は相違します。

Cultures differ worldwide.

フォーマル

世界中で文化は異なります。

変形一覧

動詞

現在分詞:differing
過去形:differed
過去分詞:differed
三人称単数現在:differs

文法的注意点

  • 📝differは自動詞であり、直接目的語をとることはできません。比較対象を示す際には、必ず from や with などの前置詞が必要です。
  • 📝「〜と異なる」という意味で使う場合、「differ from A」の形が一般的です。例: 'My opinion differs from yours.'
  • 📝「(人)と意見が異なる」という意味で使う場合、「differ with B」の形が一般的です。例: 'I differ with you on this point.'
  • 📝主語が単数の場合は現在形で 'differs' と 's' をつけることを忘れないでください。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育議論・意見交換学術研究統計・データ分析比較・対照

よくある間違い

I differ you.
I differ with you.

differは自動詞なので、直接目的語を取ることができません。「〜と意見が異なる」場合はdiffer with (人)、「〜と違う」場合はdiffer from (物事) のように前置詞が必要です。

It is differed by culture.
It differs by culture.

differは自動詞であり、基本的に受動態にはなりません。「〜によって異なる」と表現したい場合でも、能動態で differ by/with/from の形を使用します。

類似スペル単語との違い

defer

differは「異なる、相違する」という意味の動詞ですが、deferは「延期する」または「(人の意見などに)従う、敬意を払う」という意味の動詞です。スペルは一文字違いですが、意味は全く異なります。発音もdifferが第一音節に強勢があるのに対し、deferは第二音節に強勢があります。

vary

varyも「異なる、変化する」という意味でdifferと似ていますが、varyは「変動する、多様である」というニュアンスが強いです。一方、differは「(あるものと比較して)異なる」という対比のニュアンスが強いです。varyは「AとBは異なる」というより「Aは状況によって様々に異なる」という文脈でよく使われます。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
dis- (離れて)ferre (運ぶ、もたらす)

📚 ラテン語の「differre」に由来し、「離れて運ぶ」という意味から、「分かれる」「異なる」「区別する」という意味合いに発展しました。英語には古フランス語を介して導入されました。

学習のコツ

  • 💡「differ from A」(Aと異なる)と「differ with B」(Bと意見が異なる)のように、後続の前置詞によって意味合いが変わることを意識しましょう。
  • 💡名詞形は「difference」(違い、相違)で、非常に頻繁に使われます。セットで覚えると理解が深まります。
  • 💡自動詞であることを強く意識し、他動詞のように使ったり受動態にしたりしないよう注意しましょう。
  • 💡「意見が食い違う」という意味では、disagreeと置き換えられることもありますが、differの方がややフォーマルな響きがあります。

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