意味
延期する、繰り延べる
(人の意見や判断に)従う、敬意を表して意見を委ねる
発音
/dɪˈfɜːr/
deFER
💡 この単語は2音節で、強勢は2音節目の「-fer」にあります。最初の「de-」は弱く「ディ」のように発音し、「fer」の部分は舌を少し後ろに引いて「ファー」とRの音をしっかり出すのがポイントです。日本人が平坦に発音しがちなので、後半を強く長く発音するよう意識しましょう。
例文
We deferred the meeting until Friday.
会議を金曜日まで延期しました。
Let's defer this task for now.
このタスクはとりあえず延期しましょう。
They deferred their travel plans.
彼らは旅行計画を延期しました。
Can we defer the decision?
その決定は延期できますか?
She defers to her boss's opinion.
彼女は上司の意見に従います。
We defer to their expertise.
私たちは彼らの専門知識に委ねます。
He deferred to his wife's wishes.
彼は妻の願いに従いました。
The company deferred its IPO.
その会社はIPOを延期しました。
We defer payments until next month.
支払いは来月まで延期します。
I defer to your superior judgment.
あなたの優れた判断に従います。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「defer」は自動詞と他動詞の両方の用法があります。「〜を延期する」の場合は他動詞で目的語を直接取りますが、「〜に判断を委ねる、従う」の場合は自動詞で前置詞「to」を伴います。
- 📝動詞の活用は過去形・過去分詞で 'r' を重ねて 'deferred' となります。現在分詞は 'deferring' です。
使用情報
よくある間違い
「人に従う」「人の判断に委ねる」という意味で使う場合、deferは自動詞なので「to」が必要です。他動詞として使う場合は「〜を延期する」という意味になります。
deferは末尾が子音+e+rで終わる動詞なので、過去形や過去分詞、現在分詞にする際には最後のRを重ねて-edまたは-ingを付けます(rを重ねるルール)。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 ラテン語の 'differre'(離れて運ぶ、延期する)に由来し、中世英語に入りました。元々は文字通り「持ち越す」という意味でしたが、時間的な「延期」や、他者の判断に「身を任せる、従う」という意味へと派生しました。
学習のコツ
- 💡「defer A until B」で「AをBまで延期する」という形でよく使われます。
- 💡「defer to (someone/something)」で「(人やものの)意見や判断に従う」という意味になります。
- 💡似た意味のdelay(遅らせる)よりも、公式な決定や計画的な延期に使われることが多いです。
- 💡動詞の活用は、最後のrを重ねて -ed や -ing をつける規則動詞です(deferred, deferring)。
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