discriminate

/dɪˈskrɪmɪneɪt/

英検準1級C1TOEIC ★★
社会ビジネス法律認識倫理

意味

動詞

差別する、偏見を持つ

動詞

区別する、識別する、見分ける

発音

/dɪˈskrɪmɪneɪt/

disCRIMinate

💡 この単語は3音節目「-crim-」を強く発音します。日本人は「ディスクリミネイト」と平板に発音しがちなので注意しましょう。また、最後の「-ate」は「エイト」とはっきり発音し、曖昧にならないように心がけると自然な英語に近づきます。

例文

Don't discriminate against others.

カジュアル

他人を差別してはいけません。

Can you discriminate colors?

カジュアル

色を区別できますか?

Discriminate facts from rumors.

カジュアル

事実を噂と区別してください。

She can discriminate good wines.

カジュアル

彼女は良いワインを見分けられます。

You must discriminate right from wrong.

カジュアル

善悪を区別しなければなりません。

He discriminates between options.

カジュアル

彼は選択肢を識別します。

We won't discriminate applicants.

ビジネス

応募者を差別しません。

It's hard to discriminate subtle shades.

ビジネス

微妙な色合いを識別するのは難しいです。

They discriminate between choices.

ビジネス

彼らは選択肢を区別します。

Never discriminate by race.

フォーマル

人種によって差別してはいけません。

変形一覧

動詞

現在分詞:discriminating
過去形:discriminated
過去分詞:discriminated
三人称単数現在:discriminates

文法的注意点

  • 📝「差別する」という意味では、自動詞として 'discriminate against + 対象' の形で使われることが非常に多いです。
  • 📝「区別する、識別する」という意味では、自動詞として 'discriminate between A and B' や 'discriminate A from B' の形で使われます。
  • 📝主語が人や組織の場合、「差別する」という意味で使われることが多いですが、主語が感覚器(目、耳など)や能力の場合、「識別する」という意味になります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
ビジネス法律社会問題教育ニュース・報道心理学・哲学議論・討論

よくある間違い

They discriminate the elderly.
They discriminate against the elderly.

「〜を差別する」という意味で使う場合、通常は前置詞 'against' を伴います。'discriminate' を単独で他動詞として使うと「〜を区別する」という意味合いが強くなります。

類似スペル単語との違い

differentiate

`discriminate`は特定の基準に基づいて差異を見つけ、選り分けることに重点を置き、特に「不当な区別(差別)」という否定的なニュアンスを持つことがあります。一方、`differentiate`は単に「違いを認識する」というより中立的な意味合いが強く、差別的な意味合いは持ちません。ビジネス文脈では「製品を差別化する」のように使われます。

distinguish

`discriminate`とほぼ同じ意味で「区別する、識別する」として使われます。`distinguish`はより広範に「特徴を見分ける」という意味で使われ、しばしば「A from B」や「between A and B」の形で用いられます。`discriminate`が「不当な区別(差別)」という否定的なニュアンスを含むことがあるのに対し、`distinguish`はそのような意味合いは含まれません。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
dis- (離れて)crimen (判断、区別)

📚 ラテン語の 'discriminare'(分離する、区別する)に由来し、中世ラテン語を経て英語に入りました。元々は「区別する」という中立的な意味合いでしたが、19世紀以降に「不当に区別する、差別する」という意味合いが強まりました。

学習のコツ

  • 💡「差別する」と「区別する」の二つの主要な意味をしっかり区別して使い分けましょう。
  • 💡「差別する」の意味では、多くの場合 'discriminate against 〜' の形で使われます。
  • 💡「区別する、識別する」の意味では 'discriminate between A and B' や 'discriminate A from B' の形がよく使われます。
  • 💡派生語の 'discrimination'(差別、識別)も一緒に覚えると語彙力が広がります。
  • 💡この単語は社会問題や倫理的な文脈で頻繁に登場します。

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