意味
偏見、先入観、偏り、ひいき、傾向
偏見を与える、偏らせる、ひいきする
発音
/ˈbaɪəs/
BI-as
💡 「バイアス」は第一音節に強勢があります。最初の「バイ」は日本語の「バイ」に近く、強く発音しましょう。続く「ア」は曖昧母音の/ə/で、短く弱く発音し、最後の「ス」は「su」ではなく/s/の音で終わります。カタカナ語の「バイアス」に比べて、最後の音が弱くなるのが特徴です。
例文
Don't let bias affect your view.
偏見に影響されないでください。
She has a bias for sweets.
彼女は甘いものが好きです。
His words showed clear bias.
彼の言葉には明らかな偏りがありました。
The story biased public opinion.
その話が世論を偏らせました。
Try to bias the results.
結果を偏らせようとしないでください。
We must avoid any bias.
いかなる偏見も避けねばなりません。
This report had no bias.
この報告書に偏りはありませんでした。
That policy could bias small firms.
その政策は中小企業に不利かもしれません。
The data might show bias.
そのデータは偏りを示すかもしれません。
Bias can distort fair judgment.
偏見は公正な判断を歪めます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝名詞の'bias'は可算名詞としても不可算名詞としても使われます。特定の種類の偏見を指す場合は 'a bias' や 'biases' となりますが、一般的な概念としての偏見は不可算名詞として扱われます。
- 📝動詞として使う場合、しばしば受動態で 'be biased' の形で使われます。「〜に偏っている」「〜によって偏らされている」という意味になります。例: 'The jury was biased against the defendant.' (陪審員は被告人に偏見を持っていた。)
使用情報
よくある間違い
biasは名詞で「偏見」を意味します。形容詞として「偏った」と言いたい場合は'biased'を使います。この文では名詞の'bias'が適切です。
動詞として使う場合、「偏らせる」という意味で、過去形や過去分詞形は'biased'となります。動詞の活用に注意しましょう。
派生語
語源
📚 古フランス語の 'biais' に由来し、「斜めの、一方に傾いた」という意味がありました。これが英語に入り、物理的な傾きから、精神的な「偏り」や「偏見」といった意味に転じました。元々はボウリングのようなゲームで玉が斜めに進むことを指す言葉でもありました。
学習のコツ
- 💡名詞と動詞の両方の品詞で使われることを覚えておきましょう。
- 💡名詞としては「偏見」「偏り」、動詞としては「〜を偏らせる」と覚えてください。
- 💡'a bias against A'(Aに対する偏見)や 'biased toward B'(Bに偏っている)のように、特定の目的語や方向を示す前置詞とよく一緒に使われます。
- 💡「確認バイアス (confirmation bias)」や「無意識のバイアス (unconscious bias)」といった複合語でよく目にします。
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