意味
(信念、主張、権利などを)きっぱりと放棄する、誓って捨てる、公然と撤回する
発音
/əbˈdʒʊər/
abJURE
💡 第二音節の「JURE」を強く発音します。語頭の「ab」は、日本語の「アブ」とは異なり、軽く曖昧母音の/ə/の音から入ります。「jure」の「u」は「ユー」と伸ばし、語尾の/r/は舌を巻くように発音するとネイティブらしい響きになります。
例文
The company must abjure unethical practices.
企業は非倫理的な慣行を放棄しなければなりません。
We must abjure discriminatory hiring policies.
我々は差別的な採用方針を撤回すべきです。
He did abjure his former beliefs.
彼は以前の信念をきっぱりと捨てました。
They abjured allegiance to the king.
彼らは王への忠誠を誓って放棄しました。
She chose to abjure her citizenship.
彼女は市民権を放棄することを選びました。
The cult leader abjured his errors.
カルトの指導者は自身の過ちを撤回しました。
One must abjure all worldly pleasures.
人は全ての世俗的な快楽を放棄しなければなりません。
The oath compelled them to abjure.
その誓いは彼らに放棄を強制しました。
To abjure violence is a moral duty.
暴力を放棄することは道徳的な義務です。
She publicly abjured her past statements.
彼女は過去の発言を公に撤回しました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「abjure」は他動詞であり、目的語には主に信念、忠誠、権利、習慣など、公的に放棄されるべきものが来ます。
- 📝主に書かれた文章や非常にフォーマルなスピーチ、公式な文脈で用いられる傾向があります。
- 📝「to abjure + 名詞」の形で用いられることが一般的です。
使用情報
よくある間違い
「deny」は「事実を否定する」という一般的なニュアンスが強いのに対し、「abjure」は「公に、または誓いによって、信念や権利などをきっぱりと捨てる」という、より強い意志や儀式的な意味合いが含まれます。特に信念や忠誠など、深く関わるものを捨てる場合に用いられます。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 ラテン語の「abjurare」(宣誓して放棄する)が起源で、古フランス語の「abjurer」を経て英語に入りました。元々は異端を放棄するなど、宗教的・法的な文脈で「誓いを立てて何かを捨てる」という意味合いが強かった単語です。
学習のコツ
- 💡「abjure」は「きっぱりと、公に何かを捨てる」という強い意味合いを持つ、非常にフォーマルな単語です。
- 💡ラテン語の語源「ab-(離れて)+ jurare(誓う)」を覚えると意味を理解しやすいです。
- 💡主に信念、忠誠、権利、特定の主張などを対象に用いられます。日常会話で使うことはほとんどありません。
- 💡類語の「renounce」や「forswear」と合わせて覚えると、表現の幅が広がります。
- 💡学術論文、法律文書、歴史的記述、政治的な声明など、特定の文脈で現れることが多いです。
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