adopt

/əˈdɒpt/

英検準2級B1TOEIC ★★★
日常ビジネス社会法律教育

意味

動詞

(子どもなどを)養子にする、引き取る、養子縁組する

動詞

(方法、考え、政策、技術などを)採用する、取り入れる、採択する

動詞

(態度などを)とる、身につける

発音

/əˈdɒpt/

aDOPT

💡 「adopt」は第2音節の「dopt」を強く発音します。最初の「a」は弱く、曖昧母音の「ア」に近い音です。最後の「pt」は、PとTの破裂音を軽めに詰めるように意識すると、よりネイティブらしい発音になります。日本語の「アダプト」のようにすべての音節を均等に発音しないよう注意しましょう。

例文

They decided to adopt a child.

カジュアル

彼らは子どもを養子にすることに決めました。

He adopted a casual attitude.

カジュアル

彼は気楽な態度を取りました。

Many schools adopt new curricula.

カジュアル

多くの学校が新しいカリキュラムを取り入れています。

They will adopt sustainable practices.

カジュアル

彼らは持続可能な慣行を採用するでしょう。

Let's adopt a fresh approach.

カジュアル

新しいアプローチを採用しましょう。

The company adopted a new policy.

ビジネス

その会社は新しい方針を採用しました。

We should adopt this innovative strategy.

ビジネス

この革新的な戦略を採用すべきです。

The firm adopted advanced technology.

ビジネス

その会社は先進技術を採用しました。

The council adopted the resolution.

フォーマル

議会はその決議を採択しました。

Congress must adopt these changes.

フォーマル

議会はこれらの変更を採択しなければなりません。

変形一覧

動詞

現在分詞:adopting
過去形:adopted
過去分詞:adopted
三人称単数現在:adopts

文法的注意点

  • 📝「adopt」は通常、他動詞として使われ、目的語を直接とります。例: "adopt a child"(子どもを養子にする)、"adopt a policy"(政策を採用する)。
  • 📝「〜として採用する」という場合は、「adopt A as B」の形で使うことができます。例: "They adopted him as their son."(彼らは彼を息子として養子に迎えた)。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス家族社会問題法律教育政策

よくある間違い

We need to adopt to the new system.
We need to adapt to the new system.

「adopt」は「採用する、養子にする」という意味で、「適応する、順応する」という意味の「adapt」と混同されやすいです。「〜に順応する」という文脈では「adapt to」を使うのが正しいです。

He adopted a child from her.
He adopted a child.

「養子にする」という場合、誰から養子にしたかを直接表現することは一般的ではありません。法的なプロセスを指すため、単に「adopt a child」で完結させることがほとんどです。

類似スペル単語との違い

adapt

`adopt` は「採用する、養子にする」という意味の他動詞です。一方、`adapt` は「適応する、順応させる」という意味で、自動詞としても他動詞としても使われます。スペルは似ていますが、意味が大きく異なるため注意が必要です。発音も似ていますが、`adopt` は /ədˈɒpt/、`adapt` は /əˈdæpt/ と、母音に違いがあります。

adept

`adept` は形容詞で「熟練した、堪能な」という意味です。`adopt` とは品詞も意味も異なりますが、スペルが似ているため混同されることがあります。`adept at doing something`(何かをするのが得意)のように使われます。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
ad- (〜へ)optare (選ぶ、欲する)

📚 ラテン語の「adoptare」に由来し、「ad-」(〜へ)と「optare」(選ぶ、欲する)が組み合わさって「選んで自分のものにする」という意味が原点です。ここから、子どもを家族の一員として選ぶ「養子にする」や、新しい考えやシステムを選び取る「採用する」という意味に発展しました。

学習のコツ

  • 💡「adopt」には主に「養子にする」と「採用する」という二つの大きな意味があります。文脈からどちらの意味で使われているかを判断しましょう。
  • 💡他動詞として使われることがほとんどで、目的語を直接とります。
  • 💡前置詞 `by` や `from` を使って「〜によって養子にされる」や「〜から養子にする」といった表現をすることは稀です。
  • 💡`adapt`(順応する)とスペル、発音が似ていますが、意味が異なるため注意が必要です。
  • 💡「採用する」の意味では、`implement`(実行する、実施する)と似ていますが、「adopt」は新しいものを受け入れる段階に焦点を当てます。

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