意味
動詞
(計画・希望などを)諦める、断念する、放棄する、中止する、(土地・場所を)立ち退く、見捨てる、(責任・義務を)放棄する、(感情などに)身を任せる
名詞
抑制されない自由奔放さ、奔放
発音
/əˈbændən/
aBANdon
💡 「アバンダン」ではなく「ア<b>バン</b>ダン」のように、第二音節の「ban」を強く発音しましょう。語尾の「-don」は曖昧母音で軽く発音し、「ダン」と強くせず、軽く「ドン」と終わるイメージで発音すると、より自然な英語に聞こえます。
例文
He abandoned his old car.
彼は古い車を乗り捨てました。
Don't abandon your dreams.
夢を諦めないでください。
She abandoned her home quickly.
彼女は急いで家を離れました。
They abandoned the search effort.
彼らは捜索活動を中止しました。
Never abandon your family.
決して家族を見捨ててはいけません。
We must abandon this failed project.
この失敗したプロジェクトは断念せねばなりません。
The team abandoned the strategy.
チームはその戦略を放棄しました。
They abandoned the sinking ship.
彼らは沈みゆく船を放棄しました。
He abandoned himself to despair.
彼は絶望に身を任せました。
Do not abandon your duty.
職務を放棄してはなりません。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝他動詞なので、通常は目的語が必要です。
- 📝受動態で「be abandoned」として使われることもよくあります。例: "The house was abandoned by its owners." (その家は所有者に見捨てられた。)
- 📝名詞の用法では、'with abandon' (奔放に、無計画に) という慣用表現があります。
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネスニュース・報道法律心理・感情社会問題物語・文学
よくある間違い
❌I abandoned to the idea.
✅I abandoned the idea.
'abandon'は他動詞なので、目的語を直接取ります。「～に諦める」のように前置詞を使うのは通常の間違いです。ただし、「abandon oneself to ～（～に身を任せる）」は例外的な慣用表現です。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
由来:古フランス語 (Old French)
語根:
a- (〜へ)bandon (権限、支配)
📚 古フランス語の 'abandoner' に由来し、元々は「誰かの権限や支配下に置く」という意味でした。そこから、「自分の支配を放棄する、手放す」という現代の「見捨てる、放棄する」という意味に発展しました。
学習のコツ
- 💡「捨てる」というよりも「見捨てる」「放棄する」という、より強い否定的な意味合いで使われることが多いです。
- 💡計画や希望、場所、人、責任など、幅広い目的語を取ることができます。
- 💡"abandon oneself to 〜" の形で「〜に没頭する、〜に身を任せる」という慣用句も一緒に覚えましょう。
- 💡名詞形は 'abandonment' で、放棄、遺棄という意味です。
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