/nɒt ðæt aɪ noʊ ʌv/
NOT that I KNOW of
💡 「not」と「know」をやや強く発音し、「that I」は「ザタイ」のように繋げて発音すると自然です。「of」は弱く「アヴ」のように発音します。
"Used to say that something is not true or not happening, according to the information or knowledge one currently possesses."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある情報について「私の知る限りでは、そうではない」と答える際に使われます。完全に否定するわけではなく、「現時点での私の情報に基づいて言えば」という留保を含んだ表現です。そのため、断定を避け、相手に与える情報が絶対ではないことを丁寧に伝えるニュアンスがあります。カジュアルな会話からビジネスシーンまで幅広く使われますが、やや控えめな印象を与えます。ネイティブスピーカーは、知らないことを正直に伝えつつも、無責任にならないように配慮する際にこの表現を選びます。
Is there any homework tonight? Not that I know of.
今夜何か宿題ある? 私が知る限りでは、ないよ。
Did John get fired? Not that I know of, he was just here.
ジョンはクビになったの? 私の知る限りでは違うよ、さっきまでここにいたし。
Has the new policy been implemented yet? Not that I know of.
新しい方針はもう実行されましたか? 私の知る限りではまだです。
Are there any problems with the new system? Not that I know of.
新しいシステムに何か問題はありますか? 私が知る限りではありません。
Has anyone seen my keys? Not that I know of, I haven't been in here long.
誰か私の鍵を見た? 私の知る限りではないね、ここに長くいないし。
Is the store open on holidays? Not that I know of, they usually close.
あの店は祝日も開いてる? 私が知る限りでは違うよ、普段は閉まってるから。
Did the client raise any further concerns? Not that I know of, the meeting went smoothly.
クライアントは何か追加の懸念を提起しましたか? 私の知る限りでは、会議はスムーズに進みました。
Are there any immediate threats to the project timeline? Not that I know of, we're on schedule.
プロジェクトのスケジュールに差し迫った脅威はありますか? 私の知る限りでは、ありません。予定通り進んでいます。
Is a formal announcement expected soon? Not that I know of; any such information would be confidential.
近いうちに正式な発表はありますか? 私の知る限りではありません。そのような情報は機密事項となるでしょうから。
Has there been any deviation from the standard protocol? Not that I know of, all procedures were followed.
標準プロトコルからの逸脱はありましたか? 私の知る限りではありません。全ての手順は遵守されました。
「not that I know of」は否定形でのみ使われますが、「as far as I know」は肯定形でも否定形でも使えます。意味合いは非常に似ていますが、「as far as I know」の方がより一般的な表現です。
「not to my knowledge」は「not that I know of」よりもややフォーマルな響きがあります。特に書面やビジネスの場面で、より丁寧で客観的な印象を与えたい時に使われます。
「I don't think so」はより直接的な否定であり、自分の意見や推測を強く述べるニュアンスがあります。情報に基づいた確信の度合いが「not that I know of」よりも高い場合が多いです。
「I'm not aware of that」は、その情報や事実に気づいていない、認識していないという状態を強調します。「not that I know of」が「私の持つ情報には含まれていない」というニュアンスなのに対し、こちらは「私の意識にはない」という点が異なります。
このフレーズでは「of」を省略せずに使うのが正しいです。「know of (〜について知っている)」という形で、前置詞のofが必要です。
基本的に現在形「know」で使われます。過去形「knew」を使うと「過去の時点でそうではなかった」という意味になりますが、一般的に質問に対する現在の状況を答える際には不自然です。
A:
Has there been any update on the client's decision?
クライアントの決定について何かアップデートありましたか?
B:
Not that I know of. I'll check again with the sales team.
私の知る限りではまだありません。営業チームに再度確認してみます。
A:
Is the concert still on for Saturday?
土曜日のコンサートまだあるの?
B:
Not that I know of. Why, did you hear something?
私の知る限りではそうだよ。なんで、何か聞いた?
A:
Excuse me, has anyone reported finding a blue scarf?
すみません、青いスカーフの届け出はありましたか?
B:
Not that I know of, sir. We can check the lost and found again for you.
私の知る限りではございません、お客様。忘れ物係で再度確認できます。
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