意味
(思想、感情、性質などを)深く染み込ませる、吹き込む、満たす、感化する、影響を与える
(色、液体などで)染める、浸す、満たす
発音
/ɪmˈbjuː/
imBUE
💡 「イムビュー」と発音します。「im」は口をしっかり閉じ、短く「イム」と発し、「bue」を強く発音します。「-bue」は「ビュー」と、唇を丸めてはっきりと「ユー」の音を出すことを意識しましょう。日本人が苦手とする「b」と「v」の区別にも注意してください。
例文
Her art imbues a sense of calm.
彼女の芸術は静けさを醸し出しています。
Their culture imbues deep traditions.
彼らの文化には深い伝統が宿っています。
The air was imbued with spring.
空気は春の気配に満たされていました。
His words imbued courage in me.
彼の言葉は私に勇気を与えました。
The fabric was imbued with red.
その布は赤く染められました。
Imbue employees with corporate values.
従業員に企業理念を浸透させてください。
This leader imbues confidence.
このリーダーは自信を与えます。
A good manager imbues motivation.
良い管理者はモチベーションを吹き込みます。
He wanted to imbue them with hope.
彼は彼らに希望を抱かせたかったのです。
The story imbues moral lessons.
その物語は道徳的な教訓を吹き込みます。
変形一覧
文法的注意点
- 📝この単語は他動詞であり、「imbue A with B」(AにBを吹き込む/染み込ませる)という構文が最も一般的です。
- 📝受動態の形で「A is imbued with B」(AはBで満たされている/染められている)と使われることも頻繁にあります。
- 📝『imbue』は文語的でフォーマルな響きがあるため、日常会話よりも書き言葉や公式なスピーチに適しています。
使用情報
類似スペル単語との違い
instillも「教え込む」「徐々に注入する」という意味ですが、教育的・指導的な文脈で、ある考えや感情を時間をかけてゆっくりと心に植え付けるニュアンスが強いです。imbueはより深く、より広範に、まるで液体が浸透するように全体を染めるイメージがあります。
infuseは「注入する」「染み込ませる」という意味で、しばしば液体や光を混ぜるような物理的な行為にも使われます。また、新しい要素を既存のものに加えることで、質を高めるニュアンスもあります。imbueは、特に抽象的なものに対する、より深い精神的・本質的な浸透に重点を置きます。
saturateは「飽和させる」「徹底的に浸す」という意味で、物理的に何かを完全に満たすことを強調します。例えば、市場を飽和させるといった文脈でも使われます。imbueは精神的な影響や性質の浸透に特化しており、saturateのような物理的な「満たす」とは少し異なります。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'imbuere'(中に飲み込ませる、浸す)が語源で、古フランス語を経て英語に入りました。元々は液体を浸透させる意味でしたが、次第に感情や思想といった抽象的なものを深く染み込ませる意味合いで使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「imbue A with B」の形でよく使われ、「AにBを深く染み込ませる」という意味になります。
- 💡主に抽象的な概念、感情、性質などを「染み込ませる」際に用いる、非常にフォーマルで文語的な単語です。
- 💡物理的なものを「染める」「浸す」意味もありますが、現代では精神的な意味合いで使われることが多いです。
- 💡類語のinstillやinfuseと似ていますが、imbueはより深く、永続的で、全体に行き渡るような影響を示唆します。
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