意味
(演劇・映画などの)配役、出演者全員、役者陣
ギプス、鋳型、鋳物
(視線・光・影などを)投げる、向ける、送る
(役割・俳優などを)割り当てる、配役する
(金属などを)鋳造する、型に流し込む
発音
/kæst/
CAST
💡 「カスト」ではなく、「キャアスト」とアとエの中間のような音(æ)を意識して発音しましょう。最後の「st」は「ストゥ」ではなく、舌先を上あごの歯茎に軽く触れて「スッ」と息を止めるように発音すると、より自然になります。一音節なので全体を強く発音してください。
例文
The play has a good cast.
その劇は良い役者陣です。
He cast a quick glance.
彼は素早く一瞥を投げました。
The doctor put on a cast.
医者がギプスをつけました。
Please cast your vote now.
今すぐ投票してください。
The foundry will cast the metal.
鋳物工場がその金属を鋳造します。
The magician cast a spell.
魔術師が呪文を唱えました。
Who will cast the main role?
誰が主役を演じますか?
They cast doubt on the plan.
彼らは計画に疑問を投げかけました。
The moon cast long shadows.
月は長い影を落としました。
We must cast away old ideas.
私たちは古い考えを捨てるべきです。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞の「cast」は、後に続く目的語によって意味が大きく変わる他動詞です。(例: cast a line, cast a vote, cast a play)
- 📝名詞の「cast」は、文脈によって可算名詞(役者陣、ギプス)にも不可算名詞(一投)にもなり得ます。複数形は通常「casts」です。
- 📝「cast」を使った句動詞も多く、例えば「cast off(解放する、船を出す)」や「cast aside(捨て去る)」などがあります。
使用情報
よくある間違い
動詞「cast」は不規則動詞で、過去形も過去分詞形も「cast」のままです。「-ed」を付けて「casted」とするのは間違いですので注意しましょう。
「casting」は「配役すること」という行為や「鋳造」を指す動名詞または名詞ですが、「出演者全体」や「配役」という意味では「cast」を使います。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 この単語は、古ノルド語の「kasta」(投げる、投げ捨てる)に由来し、古英語に取り入れられました。その後、中世英語期に「型に流し込む」「配役する」といった意味が加わり、現代では非常に多岐にわたる用途で使われています。
学習のコツ
- 💡動詞の「cast」は、過去形、過去分詞形も「cast」と変化しない不規則動詞です。三単現のみ「casts」となります。
- 💡「cast」は「投げる」「配役する」「型に流し込む」など多様な意味を持つため、文脈から意味を判断する練習をしましょう。
- 💡名詞としては「役者陣」「ギプス」「鋳型」といった意味があります。
- 💡「cast a vote(投票する)」「cast a shadow(影を落とす)」のようなコロケーション表現で覚えると、実際の会話で役立ちます。
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