意味
見分ける、識別する、理解する、気づく
発音
/dɪˈsɜːrn/
diSCERN
💡 第2音節の「cern」を強く発音しましょう。「s」は「ス」とはっきり発音し、「er」は舌を奥に引く巻き舌の「アー」の音です。全体として「ディスァーン」に近い音になります。日本人が間違えやすいのは、「ス」を「ズ」と濁らせたり、「er」の音を平坦にしてしまうことです。
例文
She can discern true intentions.
彼女は真の意図を見分けられます。
It's hard to discern the truth.
真実を見分けるのは難しいです。
He discerned a faint whisper.
彼はかすかなささやき声に気づきました。
Can you discern any patterns?
何かパターンを識別できますか?
They try to discern customer needs.
彼らは顧客のニーズを理解しようとします。
He discerned her unspoken feelings.
彼は彼女の秘めた気持ちを察しました。
We must discern valid arguments.
私たちは有効な議論を見極めねばなりません。
Leaders need to discern risks.
リーダーはリスクを識別する必要があります。
It is crucial to discern fact.
事実を見極めることは非常に重要です。
The expert discerned subtle changes.
専門家は微妙な変化を見抜きました。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝discernは他動詞であり、目的語を直接取ります。前置詞(例: about, on)を伴うことはありません。
- 📝主に「見分ける」「識別する」「理解する」という意味で用いられ、視覚だけでなく、思考や感覚による認識にも使われます。
- 📝しばしば 'can' や 'couldn't' と共に使われ、何かが識別可能かどうかを表す文脈でよく登場します。
使用情報
よくある間違い
discernは他動詞なので、目的語を直接取ります。「〜について識別する」という場合でも、前置詞 'about' は不要です。
「AとBを見分ける」と言う場合、'discern A and B' や 'discern between A and B' が一般的です。'from' を使うのは'distinguish'の場合が多いです。
類似スペル単語との違い
discernは主に困難な状況や曖昧なものの中から、思考や感覚を使って「見抜く」「識別する」というニュアンスが強いです。一方、distinguishは特定の基準や特徴に基づいて「違いを区別する」「識別する」という、より分析的な行為を指します。
perceiveは「知覚する」「認識する」という、感覚器官や心を通して何かを把握する一般的な行為を指します。discernは、perceiveよりも深い洞察力や努力を要し、隠れた意味や微妙な違いを「見破る」「理解する」という能動的な意味合いを含みます。
派生語
語源
📚 ラテン語の「dis- (離れて)」と「cernere (ふるいにかける、分離する)」が合わさって、「分離して見分ける」という意味が生まれました。古フランス語の 'discerner' を経て英語に入り、主に視覚や思考によって違いを「見抜く」「識別する」という意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「見分ける」「識別する」といった意味を持つ類語 (distinguish, perceive, recognize) と比較して、それぞれのニュアンスの違いを理解すると覚えやすいです。
- 💡視覚だけでなく、思考や感覚で「見抜く」「理解する」という幅広い文脈で使われます。
- 💡否定文で「cannot discern (見分けられない、理解できない)」の形で使われることが多いため、否定的な文脈での使用例も確認しましょう。
- 💡ビジネスや学術的な文章でよく見られる単語なので、書き言葉で使う練習をすると良いでしょう。
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