(法律、契約、決定などを)撤回する、取り消す、無効にする、廃止する
/rɪˈsɪnd/
reSCIND
💡 第二音節の「-sind」を強く発音しましょう。「ri-」は軽く、短く「リ」と発音します。真ん中の「s」は「ズ」に近い音で、「-nd」は日本語の「ンド」ではなく、舌を上顎につけたまま「ン」と発音し、そのまま「ド」と破裂させずに発音するのがコツです。
They rescinded the plan.
彼らはその計画を撤回しました。
He will rescind his offer.
彼は自分の申し出を取り消すでしょう。
Let's rescind that decision.
その決定を取り消しましょう。
Did they rescind the notice?
彼らはその通知を取り消しましたか?
We rescinded the old rule.
私たちは古い規則を廃止しました。
She might rescind her claim.
彼女は主張を取り消すかもしれません。
The contract was rescinded.
その契約は破棄されました。
Company must rescind the policy.
会社はその方針を撤回しなければなりません。
The law was rescinded by parliament.
その法律は議会によって廃止されました。
Judge will rescind the verdict.
裁判官はその評決を取り消すでしょう。
「rescind」は、法律、契約、公式な決定など、より公的なものを「撤回する、無効にする」際に使われます。個人の予約やチケットなど、一般的な事柄には「cancel」を使うのが自然です。
「cancel」は、予定、予約、イベントなど、より広範で一般的な事柄を「取り消す、中止する」という意味で使われます。一方、「rescind」は、法律、契約、公式な決定など、より公的で法的・行政的な性質を持つものを「撤回する、無効にする」際に用いられます。使い分けが重要です。
「revoke」は主に、許可、免許、権利、特権などを「取り消す、剥奪する」という意味合いが強いです。何らかの資格や承認を取り上げるニュアンスがあります。これに対し、「rescind」は、決定や契約そのものを無効にする、あるいは廃止する意味で使われます。
「annul」は主に法律や結婚、契約といったものを「無効にする、破棄する」という意味で、特に法的な文脈で使われます。多くの場合、最初から存在しなかったものとみなす法的効力を持たせるニュアンスがあります。「rescind」も法的な取り消しに使われますが、'annul'はより根本的に「無効」を宣言する意味合いが強いです。
「repeal」はもっぱら「法律」や「法令」を「廃止する」という意味で使われます。議会や政府機関によって行われる正式な行為を指します。「rescind」は法律だけでなく、契約や決定など、より幅広い公式な事柄に対して使えますが、「repeal」は対象が法律に限定される点が異なります。
📚 ラテン語の 'rescindere' は「引き裂く、切り取る」という意味でした。これが英語に入り、「切り離す、無効にする」という法的な意味合いを持つようになりました。公式な決定や契約を「元に戻す」というニュアンスで使われます。
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