意味
(法律上)〜を無効にする、取り消す、廃止する、破棄する
発音
/əˈnʌl/
anNUL
💡 第二音節の「nul」を強く発音します。最初の「a」は曖昧母音の「ア」で弱く、後半の「nul」は舌先を歯茎の裏につけて発音する「n」の後に「l」の音を明確に出すのがポイントです。日本人には「アナル」と聞こえがちですが、第一音節は弱く短く発音しましょう。
例文
They should annul the old rule.
彼らは古い規則を無効にすべきです。
Can we annul this decision?
この決定を無効にできますか?
I want to annul my registration.
登録を無効にしたいです。
Let's annul that silly plan.
あのばかげた計画は中止にしましょう。
Please annul the last order.
前回の注文をキャンセルしてください。
They tried to annul the results.
彼らは結果を無効にしようとしました。
We must annul the unfair deal.
我々はその不公平な取引を破棄しなければなりません。
The company may annul contracts.
会社は契約を無効にするかもしれません。
We need to annul this agreement.
私たちはこの合意を破棄する必要があります。
The court annulled the marriage.
裁判所はその結婚を無効にしました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝この動詞は他動詞であり、目的語を必要とします。(例: annul a contract)
- 📝主に法律、政府、ビジネスなど、公式な文脈で用いられ、特に契約、結婚、法律、判決などの「法的効力」を無効にする際に使われます。
- 📝過去形と過去分詞形は規則的に-edを付けてannulledとなりますが、スペル注意として、最後の 'l' を重ねて annulling / annulled となります。
使用情報
よくある間違い
`annul`は主に契約、結婚、法律、判決など、法的な効力を持つものを「無効にする」際に用いられます。単なる交通機関の予約やイベントの参加を取り消す場合は、より一般的な`cancel`を使うのが適切です。
類似スペル単語との違い
`cancel`は「中止する、取り消す」と、より広範で日常的な場面で使われます。映画の予約や会議の予定など、様々なものをキャンセルできます。一方、`annul`はより法的・公式な文脈で、契約や結婚、法律などの効力を無効にする際に使われます。
`nullify`も「無効にする、無価値にする」という意味で、`annul`と非常に似ています。しかし、`annul`は特に法律や公式文書における効力の取り消しに限定されることが多いのに対し、`nullify`はより広い文脈で、効果や価値をゼロにするというニュアンスで使われることがあります。
`revoke`は「(許可、免許、権利などを)取り消す、撤回する」という意味です。特定の権限を持つ者が、与えられたものを取り消すという状況で使われます。`annul`が法的に無効にするという意味合いが強いのに対し、`revoke`は権限による取り消しに焦点が当たります。
派生語
語源
📚 ラテン語の 'ad nullum'(無に帰す)に由来し、古フランス語の 'anuller' を経て英語に入りました。元々は「何もない状態にする」という意味合いが強く、法的な効力を失わせるという現在の意味に繋がっています。
学習のコツ
- 💡「法的に無効にする」という非常に強い意味を持つ動詞なので、日常会話で気軽なキャンセルには使いません。
- 💡主に法律や公式な文脈、特に結婚、契約、法律、判決などに対して用いられることを覚えておきましょう。
- 💡規則動詞なので、過去形・過去分詞形は-edを付けてannulledとなります。
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