意味
名詞
事柄、案件、問題（複数形）
動詞
重要である、問題となる（三人称単数現在形）
発音
/ˈmætərz/
MAtters
💡 最初の「Ma」は「マッ」と短く強く発音します。続く「tt」は、アメリカ英語では日本語の「ラ行」に近い音（R音）になることが多いです。最後の「-s」は「ズ」と濁る音で発音しましょう。全体として「マターズ」というよりは「マッラァーズ」に近いです。
例文
Small matters can lead to big issues.
小さな問題が大きな問題につながることがあります。
It seriously matters to me.
それは私にとって本当に重要です。
Her opinion really matters.
彼女の意見は本当に重要です。
Some matters are best kept private.
いくつかの事柄は秘密にしておくのが最善です。
What matters most is happiness.
最も大切なことは幸福です。
These matters are confidential.
これらの事柄は機密です。
Business matters need careful handling.
ビジネスの案件は慎重な対応が必要です。
Legal matters can be complex.
法的な案件は複雑になることがあります。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞の「matter」は自動詞なので、目的語を直接取らず、「to + 人」や「about + 事柄」などの前置詞を伴うことが多いです。
- 📝名詞の「matter」は「事柄、案件」の意味では可算名詞（a matter, many matters）、「物質」の意味では不可算名詞（no matter how small）として使われます。
- 📝「No matter」のフレーズは、譲歩の副詞節（〜にかかわらず）を作る際に使われます。例: No matter what he says, I will go.
使用情報
フォーマリティ:中立
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育思考・意見問題解決人間関係ニュース・報道
よくある間違い
❌It is not matter to me.
✅It doesn't matter to me.
動詞のmatterを使う場合、「〜は重要ではない」という否定形は「doesn't matter」となります。「is not matter」は文法的に正しくありません。matterは自動詞なので、be動詞と一緒に使われることはありません。
❌I have some matters to solve.
✅I have some issues to solve.
「matter」は一般的な「事柄、件」を指し、必ずしも解決が必要な「問題」であるとは限りません。困難な状況や解決すべきことを指す場合は「issue」や「problem」がより適切です。「matters」は「事務的な事柄」など、より広い意味合いで使われます。
派生語
語源
由来:ラテン語
語根:
materia (物質、材料)
📚 ラテン語の「materia」（物質、材料）に由来し、古フランス語を経て英語に入りました。元々は物理的な「物質」を指していましたが、後に抽象的な「事柄」「問題」という意味も持つようになりました。動詞としては「重要である」という意味で16世紀頃から使われ始めました。
学習のコツ
- 💡「It matters.」（それが重要だ。）という短い表現を覚えておくと便利です。
- 💡名詞（事柄）と動詞（重要である）で同じ形ですが、文脈でどちらの品詞か判断しましょう。
- 💡「No matter what/who/where...」（たとえ何が/誰が/どこで...でも）というフレーズは非常に役立ちます。
- 💡名詞として使う場合、「事柄」の意味では可算名詞、「物質」の意味では不可算名詞になることに注意しましょう。
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