inorganic solvent
発音
/ˌɪnɔːˈɡænɪk ˈsɒlvənt/
inorgANIC SOLvent
💡 「inorganic」は「ガン」の部分を強く発音し、「solvent」は「ソル」の部分を強く発音します。どちらの単語も個別にアクセントを持ちますが、フレーズとしては「solvent」により強い重心が置かれることがあります。
使用情報
構成単語
意味
水や液体アンモニアのように、炭素原子を主骨格としない化合物から構成される溶媒。有機溶媒とは対照的に、特定の無機物質やイオン性化合物の溶解に適しています。
"A solvent composed of compounds that do not have carbon as their main structural component, such as water or liquid ammonia. It is suitable for dissolving certain inorganic substances and ionic compounds, in contrast to organic solvents."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に化学、材料科学、環境科学などの学術研究や産業分野で使われる専門用語です。日常会話で登場することはまずなく、特定の物質の溶解特性や化学反応の媒体を説明する際に、客観的・科学的な事実を述べるために使用されます。感情的な意味合いは全くなく、極めてフォーマルで専門的な文脈で用いられます。科学や技術の専門家であれば理解できますが、一般のネイティブスピーカーにとっては専門的すぎる表現と感じるでしょう。
例文
Water is the most common inorganic solvent.
水は最も一般的な無機溶媒です。
Many inorganic reactions take place in inorganic solvents.
多くの無機反応は無機溶媒中で起こります。
Liquid ammonia can also act as an inorganic solvent at low temperatures.
液体アンモニアも低温では無機溶媒として機能します。
The solubility of this salt was tested in various inorganic solvents.
この塩の溶解度は様々な無機溶媒で試験されました。
This process requires a non-flammable inorganic solvent for safety reasons.
このプロセスでは、安全上の理由から不燃性の無機溶媒が必要です。
The selection of an appropriate inorganic solvent is crucial for synthesizing the target compound.
目的化合物を合成するためには、適切な無機溶媒の選択が不可欠です。
Supercritical carbon dioxide is sometimes considered a type of inorganic solvent in advanced applications.
超臨界二酸化炭素は、高度な応用においては一種の無機溶媒とみなされることがあります。
The lab uses a range of inorganic solvents for cleaning delicate equipment.
その研究室では、デリケートな装置の洗浄のために様々な無機溶媒を使用しています。
Some inorganic solvents have unique properties that organic solvents lack.
一部の無機溶媒は有機溶媒にはない独自の特性を持っています。
Researchers are exploring novel inorganic solvents for energy storage applications.
研究者たちは、エネルギー貯蔵用途向けの新規無機溶媒を探索しています。
Developing sustainable inorganic solvents is a key area of research.
持続可能な無機溶媒の開発は、研究の重要な分野です。
The chemical engineer specified an inorganic solvent for the industrial reaction.
その化学エンジニアは、工業反応用に無機溶媒を指定しました。
類似表現との違い
「organic solvent（有機溶媒）」は炭素を骨格とする化合物（アルコール、アセトンなど）を主成分とする溶媒で、非極性物質や有機化合物の溶解に適しています。一方、「inorganic solvent（無機溶媒）」は炭素を主骨格としない化合物（水、液体アンモニアなど）を主成分とし、極性物質や無機化合物の溶解に適しているという点で対照的です。
学習のコツ
- 💡「無機溶媒」という化学・科学分野の専門用語として理解しましょう。
- 💡「organic solvent（有機溶媒）」と対義語としてセットで覚えると、それぞれの特性を理解しやすくなります。
- 💡主に論文や技術文書、学術発表などで使われる表現であることを意識しましょう。
対話例
研究室での実験計画について議論している場面。
A:
For this reaction, should we use an organic or an inorganic solvent?
この反応には、有機溶媒と無機溶媒のどちらを使いますか？
B:
Given the nature of the reactants, an inorganic solvent like water would be more suitable.
反応物の性質を考えると、水のような無機溶媒の方が適しているでしょう。
学術会議で新しい材料開発についてプレゼンテーションしている場面。
A:
The new purification process utilizes a novel inorganic solvent to improve efficiency.
新しい精製プロセスでは、効率向上のために新規の無機溶媒を使用しています。
B:
Could you elaborate on the advantages of using an inorganic solvent in this context, especially regarding environmental impact?
この文脈で無機溶媒を使用する利点について、特に環境への影響に関して詳しく説明していただけますか？
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