(動物が歯で)かじる、食い荒らす、すり減らす、(心配事などが)苦しめる、悩ませる、蝕む
かじること、噛み跡、かじり跡
/nɔː/
GNAW
💡 「gnaw」は「ノー」と発音し、最初の「g」は発音しないサイレントGです。日本語の「ノー」よりも、口を丸くして奥から「オー」と長く伸ばす英国式の発音(/ɔː/)を意識すると、より自然に聞こえます。
The dog gnawed the bone.
犬が骨をかじりました。
Rats gnaw through wires.
ネズミはコードをかじります。
Worry can gnaw at you.
心配事があなたを苦しめることがあります。
Rust gnaws at metal.
錆が金属を侵食します。
He gnawed his pencil.
彼が鉛筆をかじりました。
Hunger gnaws his stomach.
空腹が彼の胃をきしませます。
A mouse gnawed the cheese.
ネズミがチーズをかじりました。
Doubt can gnaw at trust.
疑念は信頼を蝕みます。
Problems gnaw at the company.
問題が会社を悩ませます。
Erosion gnaws away the rock.
浸食が岩を削り取ります。
「gnaw」は「かじる」「食い荒らす」といった、ゆっくりと時間をかけて噛む行為や、破壊的なニュアンスで使われることが多いです。単に「リンゴを一口食べる」といった一般的な「噛む」動作には「bite」を使う方が自然です。
「gnaw」は時間をかけて物をかじったり、削り取ったりする行為を指すのに対し、「bite」は一度に歯で物を挟む、食いつく、あるいは噛み付くといった、より瞬間的な動作を指します。比喩的な意味でも「gnaw」は長期的な苦悩、「bite」は一時的な痛みを表すことが多いです。
「gnaw」は主に硬い物を削るようにかじる行為や、ゆっくりと食べ物を咀嚼する動物の行動を指します。一方、「chew」は食べ物を口の中で細かく砕く、より一般的な「咀嚼する」という人間の行為に広く使われます。
「gnaw」は比較的大きな塊をかじったり、侵食したりするイメージがありますが、「nibble」は小動物が小さなものをちょこちょこかじる、あるいは人間が少量ずつ食べる行為を指します。より繊細で控えめな「かじり方」を表します。
📚 古英語の「gnagan」に由来し、中英語を経て現在の形になりました。元々は「噛む」や「かじる」といった物理的な意味で使われていましたが、時間の経過とともに「心配や不安が心を蝕む」といった比喩的な意味も持つようになりました。
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