get a feel for
発音
/ɡɛt ə fiːl fɔːr/
get a FEEL for
💡 「feel」を特に強く発音し、その後の「for」は弱めに短く発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
新しい状況、環境、物事、スキルなどに対して、その本質、特徴、扱い方などを徐々に理解し、慣れていくこと、またはその感覚をつかむこと。
"To begin to understand how something works, what it is like, or how to deal with it, often through experience rather than formal learning or immediate comprehension."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、新しい経験や状況に直面した際に、時間をかけてその全体像や具体的なコツ、雰囲気を掴んでいく過程を表します。単に知識として理解するだけでなく、体験を通じて感覚的に「肌で感じる」ニュアンスが強く含まれます。新しい仕事、趣味、場所、人間関係など、多様な文脈で使われます。「まだ慣れていないけれど、少しずつ理解を深めている」という状態を示すのに適しており、前向きな適応の姿勢を表すことが多いです。 フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使えますが、非常に堅い学術的な文章には不向きかもしれません。ネイティブにとっては非常に自然で一般的な表現です。
例文
I just started my new job, so I'm still getting a feel for everything.
新しい仕事を始めたばかりなので、まだすべてに慣れているところです。
It took me a few days to get a feel for the city's public transportation system.
その街の公共交通機関に慣れるのに数日かかりました。
Once you get a feel for the game, it's really fun.
このゲームの感覚をつかめば、本当に面白いですよ。
She's trying to get a feel for the local culture before moving there.
彼女は引っ越す前に現地の文化を理解しようとしています。
He's just started learning to play the guitar and is trying to get a feel for the chords.
彼はギターを習い始めたばかりで、コードの感覚をつかもうとしています。
I need to get a feel for the market trends before making an investment.
投資をする前に市場の動向を把握する必要があります。
We're still getting a feel for the new system, but it seems promising.
まだ新しいシステムに慣れている最中ですが、有望そうです。
Let's observe for a while to get a feel for the team dynamics.
チームの力関係を把握するために、しばらく様子を見ましょう。
The researcher spent weeks in the field to get a feel for the local community's needs.
その研究者は、地域社会のニーズを把握するため、数週間現地で過ごしました。
It's essential for new employees to get a feel for the company's operational flow quickly.
新入社員が会社の業務の流れを迅速に把握することは不可欠です。
類似表現との違い
「get used to」は、反復的な経験によって習慣化したり、不快だったものに慣れたりするニュアンスが強いです。「get a feel for」は、まだ慣れる途中で、理解を深めようとしている段階や、特定のスキルや状況の「感覚」を掴むことに焦点が当たります。物理的な慣れにも精神的な慣れにも使われます。
「understand」は、主に頭で情報を処理し、概念を把握する意味が強いです。「get a feel for」は、単なる知識だけでなく、経験を通じて感覚的に把握したり、実践的な側面を理解したりするニュアンスを含みます。より実践的で体感的な理解を指す場合に使われます。
「grasp」は「理解する」「把握する」という意味で、「understand」に近いですが、より迅速かつ完全に、本質を掴むニュアンスがあります。「get a feel for」は、より時間をかけて徐々に理解を深めていく過程を指し、すぐに完璧な理解には至らない場合によく使われます。
「learn the ropes」は、特に新しい仕事や活動における「具体的な手順や要領、仕事の進め方」を学ぶことに特化した表現です。慣用的な表現で、新人が仕事を覚える状況でよく使われます。「get a feel for」はもっと広範で、状況全体の雰囲気や特徴、感覚を掴む場合にも使えます。
よくある間違い
このフレーズでは、何に対して感覚をつかむのかを示す際に、通常「for」を使います。「of」を使うと不自然に聞こえます。
「feel」はここでは名詞として使われているため、冠詞「a」が必要です。単数形の可算名詞には冠詞を付け忘れないようにしましょう。
学習のコツ
- 💡新しい環境やスキルに「慣れる」過程や、感覚的に「理解する」状況を表すときによく使われます。
- 💡経験を通じて「肌で感じる」ような、実践的な理解のニュアンスが強い表現です。
- 💡前置詞は常に「for」を使用します。この組み合わせをセットで覚えましょう。
対話例
新しい職場での同僚との会話
A:
How are you settling into your new role?
新しい仕事には慣れましたか?
B:
I'm still getting a feel for everything, but I'm enjoying it so far.
まだ色々なことに慣れている途中ですが、今のところ楽しんでいますよ。
新しいスポーツについて友人との会話
A:
Is it difficult to play tennis?
テニスって難しい?
B:
A bit at first, but once you get a feel for how to hit the ball, it gets easier.
最初はちょっとね。でも、ボールの打ち方の感覚を掴めば、楽になるよ。
海外旅行先での感想
A:
How do you like Tokyo so far?
これまでのところ、東京はどうですか?
B:
It's a huge city, so I'm still getting a feel for the layout and the transportation system.
すごく大きな街なので、まだ地理や交通機関の感覚をつかんでいるところです。
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