get used to
発音
/ɡɛt juːzd tuː/
get USED to
💡 「get」は軽く、後ろの「used to」を強く発音します。「used to」の部分は、/d/の音がほとんど消え、「ユーストゥー」のように繋がって聞こえることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(新しい状況や習慣に)慣れる、順応する
"To become accustomed to something new or unfamiliar, so that it no longer seems strange, difficult, or unpleasant."
💡 ニュアンス・使い方
「get used to」は、これまで馴染みがなかったり、不快に感じたりしていた状況や習慣に、時間とともに順応していく「過程」や「変化」を表します。最初は困難だったり、違和感があったりしたものが、徐々に当たり前のように感じられるようになる心理的な変化に焦点が当たります。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。ネイティブは、新しい環境や変化に適応していく様子を表現する際によく用いる、非常に一般的な表現だと感じます。
例文
It took me a while to get used to living in a big city.
大都市での生活に慣れるまで、しばらく時間がかかりました。
You'll soon get used to the new software.
すぐに新しいソフトウェアに慣れるでしょう。
I'm trying to get used to waking up early for my new job.
新しい仕事のために早起きするのに慣れようとしています。
She finally got used to the cold weather in Canada.
彼女はついにカナダの寒い気候に慣れました。
It's hard to get used to wearing glasses after so many years.
長年経ってからメガネをかけることに慣れるのは難しいです。
Our team needs to get used to the new project management system.
私たちのチームは新しいプロジェクト管理システムに慣れる必要があります。
He never got used to the spicy food here.
彼はここの辛い食べ物には結局慣れませんでした。
Please allow some time for new employees to get used to our corporate culture.
新入社員が当社の企業文化に慣れるまで、しばらく時間を与えてください。
I hope I can get used to the time difference quickly during my business trip.
出張中、時差に早く慣れることを願っています。
It's difficult for children to get used to a new school after moving.
引っ越し後、子どもが新しい学校に慣れるのは大変です。
類似表現との違い
「be used to」は「既に~に慣れている状態」を表します。一方、「get used to」は「慣れていく過程」や「慣れるという変化」を強調します。例えば、「I am used to living in Tokyo.(私は東京での生活に慣れています)」と「I am getting used to living in Tokyo.(私は東京での生活に慣れてきているところです)」のように使い分けます。
「get used to」と意味は似ていますが、「become accustomed to」の方がよりフォーマルで堅い表現です。ビジネス文書や学術的な文脈でよく用いられます。日常会話では「get used to」の方が一般的です。
「adapt to」は、新しい環境や状況に合わせて「順応する」「適応する」という意味で、しばしば意図的な努力や調整を伴います。より広い意味で「適合する」ニュアンスを持ち、「get used to」は慣れるという心理的な側面に焦点を当てることが多いです。
「adjust to」は、新しい状況に合わせて自分自身や物事を「調整する」「順応させる」というニュアンスが強いです。環境に合わせて自分を修正していく、という能動的な意味合いが含まれます。結果として慣れることが多いですが、そのプロセスが強調されます。
よくある間違い
「to」は前置詞なので、その後に動詞が続く場合は動名詞(-ing形)を使用します。名詞が続くことも可能です。例: 'get used to the noise' (騒音に慣れる)
「used」の「d」を忘れる間違いが多いです。この場合の「used」は形容詞なので、スペルミスに注意しましょう。
前置詞は「for」ではなく「to」を使います。「~に慣れる」という意味では「to」が正しい選択です。
学習のコツ
- 💡「to」の後には必ず名詞または動名詞(-ing形)が来ます。動詞の原形は使いません。
- 💡「get used to」は変化の過程を表し、「be used to」は慣れている状態を表すので、この違いを意識して使い分けましょう。
- 💡過去形、現在進行形、未来形など、時制に合わせて「get」の部分を変化させます(例: got used to, getting used to, will get used to)。
対話例
新しい会社でのランチタイムの会話
A:
How are you liking the new office?
新しいオフィスはどうですか?
B:
It's great, but it's taking me some time to get used to the crowded cafeteria during lunch.
いいですよ。ただ、ランチ時の混雑した社員食堂に慣れるまで少し時間がかかっています。
海外留学中の友人との電話
A:
Hey, how's life in London?
ねえ、ロンドンでの生活はどう?
B:
It's good! I'm finally getting used to driving on the left side of the road.
順調だよ!やっと左側通行に慣れてきたところだよ。
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