become accustomed to
発音
/bɪˈkʌm əˈkʌstəmd tuː/
beCOME acCUSTOMED to
💡 「become」の「come」と「accustomed」の「cus」を強く発音し、「to」は弱めに発音すると自然な響きになります。「to」の後に続く単語や動名詞とスムーズにつなげる意識も大切です。
使用情報
構成単語
意味
新しい状況、環境、習慣などに順応し、それが当たり前だと感じるようになること。慣れる。
"To get used to something new or different so that it no longer seems strange, difficult, or unpleasant; to grow familiar with something."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、時間や経験を経て、これまで馴染みがなかったり、難しく感じたりしていた事柄に対して、抵抗感がなくなり、ごく自然に受け入れられるようになる過程や状態を表します。最初は不快だったり、不便だったりしたことが、徐々に普通のこととして認識されるようになるニュアンスを含みます。ややフォーマルな響きがあり、『get used to』よりも洗練された印象を与えるため、ビジネスシーンや公式な文書でも適切に使えます。個人の感情としては、新しいことへの適応や、困難を乗り越えた達成感を示す際にも用いられます。
例文
It took me a while to become accustomed to the early morning starts for my new job.
新しい仕事の早朝開始に慣れるのにしばらく時間がかかりました。
She quickly became accustomed to the local customs and cuisine during her stay abroad.
彼女は海外滞在中、すぐに現地の習慣や料理に慣れました。
My dog has finally become accustomed to his new surroundings after moving.
引っ越し後、うちの犬はついに新しい環境に慣れました。
You'll soon become accustomed to the cold weather here, just give it time.
ここの寒い気候にもすぐに慣れますよ、時間を与えてあげてください。
Students need to become accustomed to the university's academic demands.
学生たちは大学の学術的な要求に慣れる必要があります。
Employees must become accustomed to using the new software for project management.
従業員はプロジェクト管理のための新しいソフトウェアの使用に慣れる必要があります。
It is important for new hires to become accustomed to the company culture.
新入社員が企業文化に慣れることは重要です。
Over time, the human body can become accustomed to various environmental changes.
時間の経過とともに、人体は様々な環境変化に適応することができます。
Researchers become accustomed to meticulous data analysis through extensive practice.
研究者は広範な実践を通じて、綿密なデータ分析に慣れていきます。
Even after years, I still haven't fully become accustomed to living in such a big city.
何年経っても、まだこんな大都市での生活に完全には慣れていません。
類似表現との違い
「become accustomed to」とほぼ同じ意味で「〜に慣れる」を表しますが、「get used to」の方がより口語的でカジュアルな印象を与えます。日常会話で頻繁に使われます。「become accustomed to」はややフォーマルで丁寧な響きがあります。
「〜に適応する」という意味で、「become accustomed to」が主に心理的・感覚的に慣れることを指すのに対し、「adapt to」は環境や状況に合わせて自分自身を変えたり、行動を調整したりする、より能動的・戦略的な「適応」のニュアンスが強いです。
「become accustomed to」と非常に近い意味ですが、「grow accustomed to」は時間の経過とともに徐々に慣れていく、その過程をより強調するニュアンスがあります。意味合いやフォーマル度は「become accustomed to」とほぼ同じです。
「be used to」は「〜に慣れている」という状態を表します。「become accustomed to」は「〜に慣れる」という変化の過程や結果に焦点を当てますが、「be used to」はすでに慣れた状態にあることを示します。また、「be used to do(〜するために使われる)」という全く別の意味もあるため注意が必要です。
よくある間違い
「to」はここでは前置詞なので、その後に続く動詞は動名詞(-ing形)にするか、名詞を置くのが正しい使い方です。動詞の原形は使えません。
このフレーズで「〜に慣れる」という意味を表す場合、前置詞は常に「to」を使います。「with」は間違いです。
学習のコツ
- 💡「to」の後は必ず名詞か動名詞(-ing形)を使いましょう。
- 💡『get used to』よりもややフォーマルで洗練された表現として使えます。
- 💡新しい環境や習慣に時間をかけて順応していく過程で使うと自然です。
対話例
新しい街での生活について友人と話す
A:
How are you finding living in Osaka?
大阪での生活はどう?
B:
It's great! It took a while to become accustomed to the crowded trains, but I'm fine now.
素晴らしいよ!満員電車に慣れるのに少し時間がかかったけど、今はもう大丈夫。
職場の同僚が新しいシステムについて話している
A:
This new CRM system is a bit complex, isn't it?
この新しいCRMシステム、少し複雑ですね?
B:
Yes, but I'm sure we'll all become accustomed to using it efficiently after a few weeks.
そうですね。でも数週間後には皆が効率的に使えるようになるでしょう。
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