意味
(金属を熱して)鍛造する、打って形作る、作り出す、努力して築き上げる、形成する、(関係などを)築く、(文書などを)偽造する、でっち上げる、困難を乗り越えて前進する、努力して進む
鍛冶場、鍛造所、炉
発音
/fɔːrdʒ/
FORGE
💡 「フォージ」と発音しますが、「r」の音を意識して舌を巻くように発音しましょう。最後の「ge」は日本語の「ジ」よりも少し重く、濁った音になります。「O」は「オー」と長く伸ばすのがポイントです。
例文
They forge a new future.
彼らは新しい未来を築く。
We forged a strong friendship.
私たちは強い友情を築いた。
He can forge metal well.
彼は金属をうまく鍛造できる。
Do not forge signatures.
署名を偽造しないでください。
The team forged ahead.
チームは前進した。
They forged their own path.
彼らは自らの道を切り開いた。
We must forge new alliances.
我々は新たな同盟を築かねばならない。
The company forged a partnership.
その会社は提携を築いた。
He forged his own destiny.
彼は自らの運命を切り開いた。
Artists forge beauty from chaos.
芸術家は混沌から美を生み出す。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「forge」は他動詞としても自動詞としても使われます。他動詞では目的語を取り「〜を築く/偽造する/鍛造する」という意味で、自動詞では「前進する」という意味で使われます。
- 📝「forge ahead」は「前進する」という自動詞句としてよく用いられ、困難な状況を乗り越えて進むニュアンスがあります。
使用情報
よくある間違い
「make」は単に「作る」という意味ですが、「forge」は「偽造する」という特定のニュアンスを持ちます。不正な目的で模倣したり、不正な方法で書類を作成したりする際に使われます。
「establish」も「築く」という意味ですが、「forge」は困難を乗り越えたり、努力して強固な関係を「築き上げる」という、より積極的で強いニュアンスを含みます。特に絆や関係性でよく使われます。
類似スペル単語との違い
派生語
語源
📚 「forge」は、もともと金属を加工する場所や、その作業そのものを指す古フランス語「forgier」に由来します。これはさらにラテン語の「fabrica」(工房、工場、芸術作品)に遡り、「faber」(職人、細工師)や「facere」(作る)という語根と関連しています。この語源から「金属を打って形作る」という基本的な意味が生まれ、後に「何かを築き上げる」「偽造する」といった派生的な意味を持つようになりました。
学習のコツ
- 💡「鍛造する」「偽造する」「築く」「前進する」と多様な意味を持つため、文脈で判断する練習をしましょう。
- 💡金属加工のイメージが中心にあると、他の意味も連想しやすくなります。
- 💡「forge ahead」は「前進する」という決まった句動詞なので、この形で覚えておきましょう。
- 💡文脈によって良い意味(関係を築く、前進する)と悪い意味(偽造する)の両方で使われる点に注意しましょう。
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