意味
和解させる、調停する、懐柔する、なだめる
発音
/kənˈsɪl.i.eɪt/
conCILiate
💡 「con-」は「カン」に近い音で、強く発音せず流すように。最も強く発音するのは「シ」の部分(SIL)。「-ate」は「エイト」と発音し、最後のTはあまり強く破裂させないのが自然です。日本人が苦手なLの音は、舌先を上の歯の裏にしっかりつけて発音しましょう。
例文
She tried to conciliate her sister.
彼女は妹をなだめようとしました。
His efforts conciliated the child.
彼の努力が子供をなだめました。
A gift can conciliate friends.
贈り物は友人をなだめることができます。
She tries to conciliate arguments.
彼女は議論を調停しようとします。
Can you conciliate their feelings?
彼らの感情をなだめられますか?
He worked to conciliate opinions.
彼は意見を融和させようと努めました。
His words conciliated the crowd.
彼の言葉が群衆をなだめました。
Leaders must conciliate disputes swiftly.
リーダーは紛争を迅速に調停すべきです。
We aimed to conciliate the parties.
私たちは関係者間の和解を目指しました。
They sought to conciliate the foe.
彼らは敵を懐柔しようとしました。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝この動詞は他動詞として使われ、目的語として「人」や「対立する意見、状況」をとります。
- 📝前置詞'with'や'between'と組み合わせて使われることもあります(例: conciliate with someone, conciliate between parties)。
使用情報
よくある間違い
"conciliate"は争いや対立がある相手との「和解」や「融和」を図る意味合いが強く、単に友人の機嫌を取ったり、落ち着かせたりする日常的な場面では少し大げさに聞こえます。友人をなだめる場合は"placate"や"calm down"などがより自然です。
類似スペル単語との違い
"reconcile"は、意見の不一致や関係の悪化を解消し、再び友好的な関係に戻る、あるいは調和させるという意味合いが強いです。個人間の関係修復によく使われます。一方"conciliate"は、争っている人々や意見の相違があるグループの間で、怒りを鎮め、合意や和解を成立させる行為に焦点を当てます。
"appease"は、通常、要求や譲歩によって、敵意を持つ人や国をなだめ、怒りや不満を静めるという意味です。しばしば、一時的な平和を得るために不本意な譲歩をするニュアンスを含みます。"conciliate"は、より双方の合意形成や関係改善に重きを置きます。
"mediate"は、第三者が中立的な立場で、対立する当事者間の交渉を促進し、合意を導き出す行為を指します。第三者の介入が明確です。"conciliate"は、必ずしも第三者の介入を伴わず、当事者自身が和解を図る場合や、怒りを鎮める行為全般を指すことができます。
派生語
語源
📚 ラテン語のconciliare(共に集める、一致させる、和解させる)に由来します。concilium(会議、議会)という語から派生しており、もともとは人々を集めて合意を形成する行為を指していました。
学習のコツ
- 💡この単語は主にフォーマルな文脈や書き言葉で使われます。
- 💡対立する両者間の関係を改善する、怒りを鎮めて合意に導く、といった状況で用いられます。
- 💡派生語のconciliation(和解、調停)やconciliatory(融和的な)も合わせて覚えると理解が深まります。
- 💡例文を声に出して読み、自然な発音とリズムを身につけましょう。
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