意味
強制、強要、威圧、(法的な)抑圧
発音
/koʊˈɜːrʒən/
coERcion
💡 この単語は3つの音節からなり、第2音節の「-er-」(/ɜːr/)を最も強く発音します。日本人が間違えやすいのは、「-cion」の部分を「ション」と発音してしまうことです。正しくは「ジョン」(/ʒən/)と濁る音になるため、注意が必要です。日本語の「コージョン」とは異なり、母音をはっきりと発音し、「アージョン」のように伸ばすことを意識しましょう。
例文
This was clear coercion.
これは明らかな強制でした。
No coercion was involved.
強制は一切関与していませんでした。
He faced subtle coercion.
彼は巧妙な強制に直面しました。
She felt deep coercion.
彼女は深い威圧を感じました。
He used persuasion, not coercion.
彼は強制ではなく説得を使いました。
Avoid any hint of coercion.
いかなる強制の示唆も避けてください。
The report cited economic coercion.
その報告書は経済的強制を挙げています。
They denied political coercion.
彼らは政治的強制を否定しました。
Laws prevent workplace coercion.
法律は職場での強制を防ぎます。
International law forbids coercion.
国際法は強制を禁じています。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「coercion」は不可算名詞として扱われることが多いですが、特定の種類の強制行為を指す場合は可算名詞として「coercions」となることも稀にあります。
- 📝一般的には、「use coercion」(強制を用いる)や「under coercion」(強制下で)といった形で使われ、行為や状態を表します。
使用情報
よくある間違い
「coercion」は「強制」という行為そのものを指す名詞なので、「by coercion」のような形で「〜によって強制した」とすると、表現が重複したり不自然になることがあります。「coerce」(強制する)という動詞を使うか、「use coercion」とするのが自然です。
類似スペル単語との違い
「force」はより一般的な「力」や「暴力」を指し、物理的な強制だけでなく、広範な影響力による強制も含む。一方「coercion」は通常、不本意な行動をさせるための圧力や脅迫、つまり意図的で心理的な側面が強調された「強要」の意味合いが強いです。
「compulsion」は、外部からの強制だけでなく、内的な衝動や止むに止まれぬ感情による「衝動、強迫観念」を指すことが多い。対して「coercion」は、より明確に外部からの圧力や脅迫によって強制される状況や行為を指します。
「duress」は法的な文脈で使われることが多く、「脅迫、強要」により不本意な契約などを結ばされる状況を指します。「coercion」と非常に近い意味ですが、より法的・契約上の強制に特化しており、個人の意思決定に対する外部からの不正な圧力を強調します。
派生語
語源
📚 ラテン語の動詞 'coercere'(抑制する、強制する)に由来し、中世ラテン語 'coercio'、古フランス語 'coercion' を経て英語に入りました。元々は「囲い込んで制限する」といった物理的な意味合いが強く、そこから他者を無理やり従わせる「強制」という意味へと発展しました。
学習のコツ
- 💡この単語は名詞で「強制、強要」という意味です。動詞形は 'coerce'(コウアース)なので一緒に覚えましょう。
- 💡類義語の 'force' や 'compulsion' と比較して、よりフォーマルで、精神的・法的な圧力による強制というニュアンスが強いです。
- 💡「under coercion」という形で「強制されて」という意味でよく使われます。
- 💡ビジネス、法律、国際関係などの文脈で頻繁に登場します。関連するニュース記事や学術論文を読むと理解が深まります。
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