意味
(犯罪や不正などの悪いことを)扇動する、唆す、教唆する、ほう助する
発音
/əˈbɛt/
əBÈT
💡 「アベット」と聞こえがちですが、最初の「a」は弱く曖昧な音(シュワ)、第二音節の「bet」を強く発音するのがポイントです。日本語の「ベ」よりも口を少し横に広げて発音すると、より英語らしい音になります。語尾の「t」は破裂音ですが、強く発音しすぎず、軽く添える程度に留めましょう。
例文
The lawyer did not abet his client.
弁護士は依頼人を教唆しませんでした。
They tried to abet the fraud.
彼らはその詐欺をほう助しようとしました。
They should not abet such actions.
彼らはそのような行動をほう助すべきではありません。
He was accused of abetting theft.
彼は窃盗の教唆で告発されました。
Do not abet illegal activities.
違法行為を扇動してはなりません。
Abetting a crime is a serious offense.
犯罪の教唆は重大な罪です。
She refused to abet the conspiracy.
彼女はその陰謀への加担を拒否しました。
We must not abet corruption.
私たちは腐敗を助長してはなりません。
Don't abet his risky plans.
彼の危険な計画を助長してはいけません。
Never abet any form of wrongdoing.
いかなる不正行為も決してほう助してはなりません。
変形一覧
文法的注意点
- 📝abetは他動詞であり、目的語を直接とります。(例: abet a crime, abet someone)
- 📝『〜するのを助ける』という文脈では、「abet + 目的語 + in + 動名詞(-ing)」の形が使われることがあります。(例: abet someone in committing a crime)
使用情報
よくある間違い
abetは、主に犯罪や不正などの『悪いこと』を手助けする、扇動するという強い否定的な意味合いで使われます。単に手伝う、助けるというポジティブな意味ではhelpやassistを使うのが適切です。
類似スペル単語との違い
aidは一般的な『助ける、手助けする』という意味で、良い行為にも悪い行為にも使われます。一方、abetは専ら犯罪や不正などの『悪い行為』を手助けする、扇動するという強いネガティブなニュアンスを持ちます。
assistもaidと同様に、良い行為から中立的な行為まで広く『手伝う、助力する』という意味で使われます。abetは、違法行為や非道徳的な行為に限って手助けする場合に用いられるため、より特定の文脈で使われる単語です。
encourageは『励ます、奨励する』という意味で、通常はポジティブな文脈で使われます。しかし、悪い行いを『助長する』という意味でも使われることはありますが、abetほど法的な重みや明確な悪意のニュアンスはありません。
派生語
語源
📚 この単語は、古フランス語の「abeter」(けしかける、煽る)に由来し、もともとは狩猟で犬をけしかける行為を指す言葉でした。そこから、悪い行為を「助長する」「扇動する」といった意味合いに発展しました。中世英語にも取り入れられ、現代に至っています。
学習のコツ
- 💡この単語は、常にネガティブな文脈(犯罪、不正、悪事など)で使われることを覚えておきましょう。
- 💡『aid and abet』(共謀・教唆する)という慣用表現で一緒に使われることが多いです。
- 💡法律用語としてよく使われるため、法廷ドラマやニュース記事で目にすることがあります。
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