意味
(王位、主権、責任などを)放棄する、退位する、辞任する
発音
/ˈæbdɪkeɪt/
AB-di-cate
💡 最初の音節「AB」を強く発音し、続く「di」は弱く「ディ」と発音します。「cate」は「ケイト」に近く、末尾の「t」はしっかり発音しましょう。日本語の「アブディケイト」では通じにくいことがあるので、強勢の位置と母音の発音に注意が必要です。
例文
Don't abdicate your responsibility.
あなたの責任を放棄しないでください。
Many rulers abdicated their crowns.
多くの支配者が王位を退きました。
Why did he abdicate?
なぜ彼は退位したのですか?
She was forced to abdicate.
彼女は退位を余儀なくされました。
He wouldn't abdicate easily.
彼は簡単に放棄しないでしょう。
She might abdicate her duties.
彼女は職務を放棄するかもしれません。
The CEO may abdicate his role.
CEOは自身の役割を辞任するかもしれません。
The king decided to abdicate.
王は退位することを決意しました。
He chose to abdicate power.
彼は権力を放棄することを選びました。
A monarch can abdicate the throne.
君主は王位を退くことができます。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝「abdicate」は他動詞として目的語(例: the throne, power, responsibility)を直接取ることが一般的です。
- 📝自動詞として「退位する」「辞任する」という意味で使うことも可能ですが、文脈から何を放棄するのかが明確な場合に限られます。
使用情報
よくある間違い
「abdicate」は主に王位、主権、重大な責任といった高位のものを放棄する際に使われます。一般的な「仕事を辞める」という文脈では「resign」を使うのが自然です。「abdicate」を使うと、非常に大げさで不自然に聞こえてしまいます。
類似スペル単語との違い
「resign」はより一般的な「辞任する、退職する」という意味で、個人が自らの意思で職や地位を辞める際に使われます。一方、「abdicate」は王位や主権、または非常に重い責任といった、より高位で公式なものを放棄する際に用いられ、ニュアンスと使われる文脈が異なります。
「relinquish」も「放棄する、手放す」という意味で、「abdicate」と同様にフォーマルな単語ですが、権利、所有物、支配権など、より幅広い対象に対して使われます。「abdicate」は特に王位や主権、責任の放棄に特化している点が異なります。
派生語
語源
📚 「abdicate」はラテン語の「abdicare」に由来し、「ab-」(離れて)と「dicare」(宣言する、捧げる)が組み合わさっています。元々は「否認する、放棄すると宣言する」という意味合いがあり、特に高位の地位や権利を正式に手放す際に使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「abdicate」は、王位や権力、重要な責任など、重いものを正式に放棄する際に使われるフォーマルな動詞です。
- 💡日常会話で「仕事を辞める」といった個人的な退職の意味で使うのは不自然なので注意しましょう。
- 💡主に「abdicate the throne(王位を退く)」や「abdicate responsibility(責任を放棄する)」といったコロケーションでよく使われます。
- 💡同じ「放棄する」でも「give up」はよりカジュアルで、「abdicate」はより権威や義務に関連するフォーマルな文脈で使われます。
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