can i bring up
発音
/kæn aɪ brɪŋ ʌp/
can I BRING up
💡 「can」は、丁寧な質問の意を込めて「キャン」としっかり発音されることもあれば、軽く「クン」や「カン」となることもあります。主要な単語である「bring」を最も強く発音し、Rの発音に注意しましょう。「up」は短く軽く発音します。全体的に流れるような発音を意識してください。
使用情報
構成単語
意味
(会話や議論で)ある話題や問題を取り上げる、持ち出す、提起する際に許可を求める表現。
"A polite way to ask for permission to introduce a specific topic, issue, or question into a conversation or discussion."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、それまで話に出ていなかった新しい話題や、少しデリケートな内容、または重要な議題について、話すことを許可してもらえるか、相手に尋ねる際に使われます。相手の都合や気持ちに配慮しつつ、スムーズに本題に入りたいときに非常に有効です。単に「~について話していい?」と言うよりも、議題として提示する、議論の対象とする、というニュアンスが強く、ややフォーマルな場面や、真剣な会話でよく用いられます。ビジネスシーンでの会議や、個人的な相談事など、幅広い状況で活用できます。ネイティブは、相手に不快感を与えずに、自分の意見や懸念を切り出す際にこの表現を選びます。
例文
Can I bring up a quick question about the schedule for next week?
来週のスケジュールについて、ひとつ質問してもよろしいでしょうか?
Before we finish, can I bring up a point about the budget?
終わる前に、予算について一点申し上げてもよろしいでしょうか?
I'd like to bring up the issue of privacy at our next meeting. Can I bring it up then?
次の会議でプライバシーの問題を提起したいのですが、その時に持ち出してもよろしいでしょうか?
Can I bring up something that's been bothering me lately?
最近気になっていることについて、少し話してもいいかな?
During the Q&A, a student asked, 'Can I bring up a different perspective on this theory?'
質疑応答中に、ある学生が「この理論について別の視点を持ち出してもよろしいでしょうか?」と質問しました。
Can I bring up the possibility of working remotely more often?
もっと頻繁にリモートワークをする可能性について、話を切り出してもいいですか?
Excuse me, Professor. Can I bring up a question regarding the reading assignment?
先生、すみません。読書課題について質問してもよろしいでしょうか?
Before we move on, can I bring up the feedback we received from clients?
次に進む前に、顧客からいただいたフィードバックについて話してもよろしいでしょうか?
I know it's a sensitive topic, but can I bring up the issue of team morale?
デリケートな話題だと承知していますが、チームの士気について提起してもよろしいでしょうか?
Can I bring up what happened at the party last night? I think we should talk about it.
昨夜のパーティーであったことについて話してもいいかな?話し合うべきだと思うんだ。
類似表現との違い
「mention」は「言及する、軽く触れる」という意味で、「bring up」のように議題として深く掘り下げるニュアンスは持ちません。よりカジュアルで、話の流れでちょっとした情報を加える際に使われます。例えば、「Can I mention that I saw him yesterday?(昨日彼に会ったことを言ってもいい?)」のように、事実を伝える程度で使われることが多いです。
「raise」も「持ち出す、提起する」という意味で「bring up」と非常に似ていますが、「May」を使うことでよりフォーマルで丁寧な響きがあります。特にビジネス会議や公的な場、学術的な議論など、かしこまった状況で好まれます。問題点や懸念事項を公式に提起する際に適しています。
「talk about」は「~について話す」という最も一般的な表現です。「bring up」が「(これまでなかった)新しい話題を切り出す、議題として提示する」という能動的なニュアンスを持つのに対し、「talk about」はすでに話に出ていることや、広く一般的な話題について話す場合にも使えます。より直接的で、特に話題の重さやデリケートさを意識しない場合に多く使われます。
「ask about」は「~について尋ねる」という意味で、質問することに限定されます。「bring up」は質問だけでなく、提案、意見、懸念事項など、議論が必要なテーマを提示する際にも使えます。情報収集が目的であれば「ask about」が適切ですが、議論のきっかけを作りたい場合は「bring up」の方が適しています。
よくある間違い
「bring up」は直接目的語を取れるため、「about」は不要です。「Can I bring up something about the project?」のように「something」を挟む場合は「about」を使いますが、直接話題自体を指す場合は不要です。
「話題を提起する」という意味で使う場合は、句動詞として「bring up」が正しい形です。「bring for」はこのような文脈では使いません。
学習のコツ
- 💡デリケートな話題や重要な議題を切り出す際に、相手への配慮を示す丁寧な表現です。
- 💡ビジネスシーンでの会議やメールでも、適切に話題を導入するために活用できます。
- 💡直後に「something」「a point」「an issue」などの名詞を置いて具体的な話題を示すことが多いです。
- 💡「I'd like to bring up...」という形で、疑問ではなく提案として話題を提示する表現もあります。
対話例
職場でのチーム会議
A:
Alright team, any other items for today's agenda?
さて皆さん、今日の議題で他に何かありますか?
B:
Yes, actually, can I bring up a point about the upcoming client presentation?
はい、実は、来週のクライアントプレゼンテーションについて一点、申し上げてもよろしいでしょうか?
友人とのカフェでの会話
A:
How's your new project going?
新しいプロジェクトどう?
B:
It's okay, but can I bring up something about our weekend plans? I might have a conflict.
まあまあだよ。でも週末の予定について一つ話してもいいかな?都合が悪くなるかもしれないんだ。
大学の教授とのオフィスアワー
A:
Do you have any questions about the lecture, John?
講義について何か質問はありますか、ジョン?
B:
Yes, Professor. Can I bring up a specific question regarding the case study we discussed?
はい、教授。議論したケーススタディに関して、具体的な質問をしてもよろしいでしょうか?
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