tangible

/ˈtæn.dʒɪ.bəl/

英検準1級C1TOEIC ★★
ビジネス学術金融法律日常

意味

形容詞

触れることができる、具体的な、明白な、実体のある、有形の

名詞

有形資産、具体物(主に複数形 tangibles で)

発音

/ˈtæn.dʒɪ.bəl/

TAn-ji-bəl

💡 「tan」に最も強いアクセントを置きます。「tan」の「a」は「ア」と「エ」の中間のような音(appleの「a」に近い)、「gible」の「gi」は「ジ」と発音します。日本人が間違えやすいのは、アクセントを「gi」に置いてしまったり、「g」を「グ」と強く発音しすぎたりすることです。自然な発音は、口を大きく開けずに「タン・ジ・ブル」というイメージです。

例文

Is there any tangible proof?

カジュアル

何か具体的な証拠はありますか?

Her joy was almost tangible.

カジュアル

彼女の喜びはほとんど手に取るようでした。

The tension was tangible.

カジュアル

その緊張は明白でした。

Show me something tangible, please.

カジュアル

何か具体的に見せてください。

He felt a tangible fear.

カジュアル

彼は具体的な恐怖を感じました。

We need tangible results soon.

ビジネス

私たちはすぐに具体的な結果が必要です。

They acquired tangible assets.

ビジネス

彼らは有形資産を取得しました。

We seek tangible benefits.

ビジネス

私たちは具体的な利益を求めます。

The report lacks tangible data.

フォーマル

その報告書は具体的なデータに欠けます。

Tangible evidence is crucial.

フォーマル

具体的な証拠が不可欠です。

変形一覧

名詞

複数形:tangibles

形容詞

比較級:more tangible
最上級:most tangible

文法的注意点

  • 📝通常、名詞の前に置いて形容詞として使われます(例: tangible assets, tangible benefits)。
  • 📝be動詞の補語として使われることもあります(例: The results were tangible - 結果は具体的でした)。
  • 📝文脈によっては、無形のものと対比して「有形の」という意味で使われることが多いです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術法律金融日常会話科学教育

よくある間違い

We need tangible ideas.
We need concrete ideas.

「tangible」は「物理的に触れられる、具体的な形を持つ」というニュアンスが強く、アイデアのような概念的なものには直接使いません。アイデアの「具体性」を表す場合は「concrete」がより適切です。または、アイデアが形になった「具体的な結果(tangible results)」が必要、と表現します。

類似スペル単語との違い

concrete

「concrete」も「具体的な」という意味ですが、「tangible」が「触れることができる、実体がある」という物理的・物理量的な側面を強調するのに対し、「concrete」は「抽象的でない、明確な」という意味で、アイデアや計画などにも幅広く使われます。「concrete evidence」と「tangible evidence」は似ていますが、後者はより物理的な証拠を指すニュアンスが強いです。

palpable

「palpable」も「触れることができる、明白な」という意味ですが、「tangible」が物理的な存在や測定可能な実体を指すことが多いのに対し、「palpable」は感情や雰囲気など、物理的には触れられないが非常に強く感じられるものに対して使われることがよくあります(例: palpable tension: 張り詰めた緊張)。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
tangere (触れる)-ibilis (〜できる)

📚 「tangible」は、ラテン語の「tangibilis」(触れることができる)に由来します。これは「tangere」(触れる)という動詞から派生しました。英語には古フランス語を介して導入され、当初は文字通り「触れることができる」という意味で使われましたが、後に「具体的な、明白な」といった抽象的な意味でも使われるようになりました。特に、目に見えない抽象的な概念と対比して、実体のあるものを指す際に重要な単語です。

学習のコツ

  • 💡対義語である「intangible(無形の)」と一緒に覚えると、意味をより深く理解できます。
  • 💡ビジネスや学術分野で、「具体的な成果」「有形資産」「明白な証拠」といったコロケーションでよく使われます。これらのフレーズでまとめて覚えるのが効果的です。
  • 💡語源が「touch(触れる)」と同じであることを意識すると、単語の意味を忘れにくくなります。

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