意味
抽象的な、観念的な、具体的な形を持たない、理論的な
要約、摘要、抄録、抽象画
~を抽出する、~を要約する、~から抜き取る、~を盗む
発音
/æbˈstrækt/
abSTRACT
💡 この単語の強勢は2音節目「-stract」にあります。「アブストラクト」と平坦に発音するのではなく、「アブ・ストゥラァクト」のように強く発音しましょう。「a」の音は口を横に広げる「æ」の音で、日本語の「ア」より少し平たい感じです。また、「tr」は「トゥル」と発音し、舌先を上あごに軽く触れさせて空気を出すイメージです。
例文
That's an abstract idea.
それは抽象的な考えですね。
I like abstract art.
私は抽象芸術が好きです。
Her thoughts were too abstract.
彼女の考えは抽象的すぎました。
Don't be so abstract.
そんなに抽象的にならないでください。
He made an abstract painting.
彼は抽象画を描きました。
It was a truly abstract concept.
それは本当に抽象的な概念でした。
The abstract summarizes the report.
その要約は報告書をまとめたものです。
Please abstract the key points.
要点を抜き出してください。
Abstract principles guide research.
抽象的な原則が研究を導きます。
This is purely an abstract notion.
これは純粋に抽象的な概念です。
変形一覧
動詞
名詞
文法的注意点
- 📝形容詞の「abstract」は、原則として比較級(more abstract)や最上級(most abstract)は使用せず、意味を強調したい場合は「very abstract」などの副詞を使います。
- 📝動詞として「abstract」を使う場合、通常は他動詞として「abstract + 目的語」の形をとります。
- 📝名詞の「abstract」は、要約や抄録の意味では可算名詞として「an abstract」「abstracts」のように使われます。
使用情報
よくある間違い
「abstract」は「抽象的な」という意味なので、具体的な例を求める文脈では「concrete」(具体的な)を使うのが適切です。間違えて使うと意図が伝わらなくなります。
派生語
語源
📚 ラテン語の「abstrahere」(引き離す、抜き取る)が語源です。この「引き離す」という行為が、具体的なものから本質だけを抜き取る、形から離れて考える、という意味へと発展し、現在の「抽象的な」「要約」といった意味につながりました。
学習のコツ
- 💡「abstract」は形容詞、名詞、動詞と複数の品詞を持つため、文脈から品詞と意味を判断することが重要です。
- 💡対義語である「concrete」(具体的な)と一緒に覚えると、意味がより明確になります。
- 💡美術の分野では「abstract art(抽象芸術)」という表現で頻繁に使われます。
- 💡動詞として使う場合は「to abstract something from something」(何かから何かを抜き出す・要約する)という形で使われることが多いです。
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