/stɑːrt tə tɔːk/
START to TALK
💡 「start」は語尾のR音をしっかり発音し、「スターt」ではなく「スタァーrト」のように聞こえます。「to」は弱形「タ」のように軽く発音されることが多いです。「talk」は「トーク」ではなく「トーk」と、Lの音は発音せず、長めのオーの音に続きKで終わるイメージです。
"To begin to speak, often after a period of silence, or to initiate a conversation or discussion."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある人物がこれまで話していなかった状態から、言葉を発し始める行為そのものに焦点を当てています。具体的には、幼い子供が初めて言葉を覚え始める時や、内気な人が沈黙を破って意見を述べ始める時、あるいは会議や交渉などで特定の議題について議論を開始する時など、幅広い文脈で使用されます。感情的なニュアンスは少なく、客観的に「話し出す」という動作を表します。フォーマル度合いはニュートラルで、ビジネスから日常会話まで自然に使うことができます。ネイティブスピーカーにとってはごく自然で一般的な表現です。
The baby just started to talk last month, and now he says a few words.
赤ちゃんは先月やっと話し始め、今ではいくつかの単語を話します。
After a long and awkward silence, she finally started to talk about what was bothering her.
長く気まずい沈黙の後、彼女はついに悩みを話し始めました。
I don't know how to start to talk to my parents about moving out.
両親に引っ越しについてどう話し始めればいいか分かりません。
It's important for students to feel comfortable enough to start to talk in class.
生徒たちが授業中に気軽に話し始められるような雰囲気づくりが重要です。
Let's sit down and seriously start to talk about our future plans.
座って、真剣に私たちの将来の計画について話し始めましょう。
The team needs to start to talk about the budget for next quarter immediately.
チームは直ちに次四半期の予算について話し始める必要があります。
It's crucial for both parties to start to talk openly to find a solution.
解決策を見つけるためには、双方の当事者が率直に話し始めることが極めて重要です。
The negotiation process can only begin once both sides agree to start to talk.
交渉プロセスは、双方が話し始めることに合意して初めて開始できます。
The therapist gently encouraged the patient to start to talk about their traumatic experiences.
セラピストは、患者にトラウマ体験について話し始めるよう優しく促しました。
「start to talk」とほぼ同じ意味ですが、「begin」の方がややフォーマルな響きがあり、より文学的または公式な文脈で使われることがあります。日常会話では「start to talk」の方がより一般的です。
「start to talk」と「start talking」は多くの状況で相互に交換可能で、意味に大きな違いはありません。文法的には「start + to不定詞」も「start + 動名詞」も可能です。「start talking」は「話し始めるという状態に入る」というニュアンスがやや強く、より動作が継続的に始まる印象を与えることがあります。
「open up」は「心の内を話し始める」「秘密を打ち明ける」という意味合いが強く、感情的な側面や個人的な情報に踏み込むニュアンスが含まれます。「start to talk」は単に話し始める行為全般を指すため、「open up」の方がより深いレベルのコミュニケーションの開始を示します。
「break the ice」は「場の雰囲気を和らげる」「会話のきっかけを作る」という意味で、特に初対面の人々がいる状況や、沈黙が支配的な場面で使われます。これは「話し始める」ための最初の一歩に焦点を当てた表現であり、「start to talk」が話し始める行為そのものに焦点を当てるのとは異なります。
「strike up a conversation」は、特に見知らぬ人などと「会話を始める」ことを意味します。より意図的に、積極的に会話を始めるニュアンスがあります。「start to talk」はより広範に、誰かが話し始める一般的な行為を指します。
A:
Did you hear? My niece just started to talk last week!
聞いた?私の姪っ子が先週、やっと話し始めたんだよ!
B:
Oh, that's wonderful! What's the first thing she said?
まあ、それは素晴らしいね!最初に何て言ったの?
A:
Okay everyone, let's start to talk about the new project proposal for next year.
さて皆さん、来年の新しいプロジェクト提案について話し始めましょう。
B:
Sure, I've got a few points I'd like to bring up.
はい、いくつか提起したい点があります。
A:
I understand it's difficult, but it's important for you to start to talk about your feelings.
お辛いのは分かりますが、ご自身の気持ちについて話し始めることが大切です。
B:
I'm trying, but the words just won't come out easily.
頑張っていますが、なかなか言葉が出てきません。
start to talk を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。