/stɑːrt ˈɒf/
start OFF
💡 「スタート」ではなく「スターt」のように「t」を軽く発音し、「オフ」は「オf」のように「f」を意識して発音すると、より自然な響きになります。特に副詞の'off'に強勢が置かれることが多いです。
"To begin an activity, event, process, or discussion; to make a start."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特定の行動や一連の出来事の最初の一歩や導入部分を示す際に使われます。例えば、会議の開始、プロジェクトの着手、物語の始まり、あるいは単なる会話の切り出しなど、非常に幅広い場面で利用できます。「まず最初に〜から始める」というニュアンスが強く、次に続く事柄があることを示唆します。フォーマル度はニュートラルで、カジュアルな日常会話からビジネスシーンまで幅広く使用可能です。ネイティブにとっては非常に自然で一般的な表現です。
Let's start off with a quick warm-up before we begin the main exercise.
本番の運動を始める前に、軽い準備運動から始めましょう。
The speaker started off by thanking everyone for coming.
話し手は、来てくださった皆さんに感謝の言葉を述べることから始めました。
I always start off my day with a big cup of coffee.
私はいつも大きなカップ一杯のコーヒーを飲むことから一日を始めます。
The movie started off a bit slow, but it got really exciting towards the end.
映画は最初は少しゆっくりでしたが、終盤にかけて本当に面白くなりました。
We'll start off the meeting with a review of last month's sales figures.
会議は先月の売上数値の確認から始めます。
The new project started off with a few technical challenges.
新しいプロジェクトはいくつかの技術的な課題からスタートしました。
The presentation started off with an impressive statistical overview.
そのプレゼンテーションは、印象的な統計の概要から始まりました。
The academic lecture started off with a historical background of the topic.
その学術講演は、トピックの歴史的背景から始まりました。
"To begin in a particular way, with a specific condition, or from a certain point."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、何かを始める際の初期の状態や、どのような状況で開始するかに焦点を当てます。「〜として始める」「〜な状態で始める」といった文脈で用いられます。例えば、キャリアの出発点や、ある状況下での物事の始まりを表現するのに適しています。感情的なニュアンスは少なく、客観的な事実や状況を述べる際に使われます。フォーマル度はニュートラルで、どのような場面でも違和感なく使用できます。
She started off her career as a graphic designer.
彼女はグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートさせました。
The team started off strong this season, winning their first five games.
チームは今シーズン好調なスタートを切り、最初の5試合に勝利しました。
I started off feeling a bit tired, but I soon got into the rhythm.
最初は少し疲れていると感じていましたが、すぐに調子が出てきました。
Despite some initial difficulties, the new branch started off quite successfully.
いくつかの初期の困難にもかかわらず、新支店はかなり成功裏にスタートしました。
The research project started off with a small grant but expanded significantly.
その研究プロジェクトは少額の助成金から始まりましたが、大きく拡大しました。
`begin`は「始める」という意味で最も一般的で、`start off`よりもフォーマルな響きがあります。`start off`は「〜から始める」「手始めに〜する」というニュアンスが強く、多くの場合、後に続く行動や展開があることを示唆します。`begin`は単に開始する事実を述べるのに対し、`start off`は最初のステップやプロセスに焦点を当てることが多いです。
`commence`は非常にフォーマルな表現で、公式な式典、会議、法的手続きなど、厳粛な状況での開始に使われます。`start off`は日常的でカジュアルな場面からビジネスまで幅広く使え、`commence`のような堅苦しさはありません。
`set off`は主に「出発する」「旅に出る」という意味で使われることが多く、場所を移動するニュアンスが強いです。また、「引き起こす」「爆発させる」などの意味もあります。`start off`も「出発する」という意味で使われることがありますが、`set off`ほど移動に特化しておらず、「何かを始める」という幅広い意味で使われます。
`kick off`は、特にイベントやプロジェクトなどを「景気よく始める」「活発に開始する」という意味で、よりエネルギッシュでカジュアルな印象を与えます。主にスポーツ(サッカーなど)の試合開始から派生した表現です。`start off`はより一般的な「始める」という意味で、活発さや勢いのニュアンスは必須ではありません。
「〜することから始める」という場合は、`by` の後に動名詞(-ing形)を続けるのが自然です。`start off to do` のような不定詞の形はあまり使いません。
具体的な飲み物や行為を指す場合、可算名詞には冠詞 (`a` や `the`) が必要です。この文脈では「コーヒー一杯」を意味するので`a cup of`などが適切です。
A:
Good morning, everyone. Let's start off by reviewing today's agenda.
皆さん、おはようございます。本日の議題の確認から始めましょう。
B:
Sounds good. I'm ready to dive in.
承知いたしました。すぐに取り掛かる準備ができています。
A:
What do you want to do this weekend?
今週末、何をしたい?
B:
I want to start off by going for a long walk in the park on Saturday morning.
土曜日の午前中に公園で長い散歩をすることから始めたいな。
start off を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。