security clearance
発音
/sɪˈkjʊərəti ˈklɪər.əns/
seCURITY CLEARance
💡 「セキュリティ」と「クリアランス」の両方に明確な強勢があり、特に'security'の'cu'と'clearance'の'clear'を強く発音します。全体的に少し専門的で硬い響きです。
使用情報
構成単語
意味
(政府や軍事機関などの)機密情報へのアクセスを許可する身元調査と承認。通常、公務員や特定の民間企業従業員が機密情報を扱うために必要とされる。
"Official authorization granted to individuals allowing them access to classified information or restricted areas, typically after a thorough background investigation, often required in government, military, or sensitive industries."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、国家の安全保障に関わるような非常に機密性の高い情報や、特定の立ち入り制限区域へのアクセスを許可する際に用いられる、公的な身元調査と承認プロセスを指します。個人の信頼性、忠誠心、判断力などが厳しく審査されます。日常会話で使われることはほとんどなく、政府機関、軍事、防衛産業、航空宇宙、特定の研究開発機関といった専門的でフォーマルな場面に限定されます。このクリアランスを保持していることは、その個人が高い信頼性と適格性を持っていることの証と見なされます。
例文
To work on the secret project, he needed a top-level security clearance.
その秘密プロジェクトで働くためには、彼は最高レベルのセキュリティクリアランスが必要でした。
Many government positions require candidates to obtain a security clearance.
多くの公務員の職務では、候補者がセキュリティクリアランスを取得することが求められます。
The company mandates a thorough security clearance process for all employees handling sensitive data.
当社は、機密データを扱う全ての従業員に対し、厳格なセキュリティクリアランスの手続きを義務付けています。
Without proper security clearance, access to the restricted facility is strictly prohibited.
適切なセキュリティクリアランスなしには、立ち入り制限区域へのアクセスは固く禁じられています。
He was denied security clearance due to some past financial irregularities.
過去のいくつかの財政上の問題により、彼はセキュリティクリアランスを拒否されました。
The agency is currently processing her security clearance application.
その機関は現在、彼女のセキュリティクリアランス申請を処理しています。
A high-level security clearance is essential for this position in national defense.
国家防衛におけるこの職務には、高レベルのセキュリティクリアランスが不可欠です。
Gaining security clearance can be a lengthy process, often taking several months.
セキュリティクリアランスの取得は時間がかかるプロセスであり、数ヶ月を要することも珍しくありません。
His security clearance was upgraded after serving in a sensitive role for five years.
彼は機密性の高い職務に5年間従事した後、セキュリティクリアランスがアップグレードされました。
The contractor must ensure all its personnel have the required security clearance.
請負業者は、全ての担当者が要求されるセキュリティクリアランスを持っていることを確認しなければなりません。
類似表現との違い
「background check」は、個人の経歴や信用度を調査する一般的な身元調査を指します。犯罪歴、職歴、学歴、信用情報などが確認されます。セキュリティクリアランスは、このbackground checkのより徹底的で専門的な形態であり、機密情報へのアクセス許可という特定の目的のために行われます。
「access authorization」は、特定のシステム、データ、場所へのアクセスを許可する一般的な承認を指します。セキュリティクリアランスは、このauthorizationの一種ですが、より厳格で、国家安全保障や最高機密情報に関わる文脈で使われます。authorizationは、オフィスビルへの入館許可など、より広範な状況で用いられます。
「confidentiality agreement」(秘密保持契約)は、機密情報を共有される際に、その情報を外部に漏らさないことを約束する法的な契約です。セキュリティクリアランスは、情報へのアクセスを許可する「資格」であるのに対し、confidentiality agreementはその情報を保護する「義務」に焦点を当てています。両者は関連しますが、異なる概念です。
よくある間違い
「permission」は一般的な許可を指しますが、国家の機密情報へのアクセス許可という特定の文脈では「clearance」を使用するのが標準的です。「security permission」という表現は存在しないわけではありませんが、意味合いが曖昧になり、専門性が失われます。
「secret」は「秘密の」という意味ですが、「secret clearance」という複合語は一般的ではありません。常に「security clearance」と表現し、機密性のある情報へのアクセス許可全体を指します。クリアランスのレベルが「secret」であることはありますが、それは「secret security clearance」のように表現します。
学習のコツ
- 💡「security clearance」は、特に政府、軍事、防衛産業など、機密情報を扱う専門的な文脈で使われることを覚えておきましょう。
- 💡「obtain/get a security clearance」(セキュリティクリアランスを取得する)、「grant a security clearance」(セキュリティクリアランスを与える)、「apply for a security clearance」(セキュリティクリアランスを申請する)などの動詞と組み合わせて使われることが多いです。
- 💡このフレーズは、個人の高い信頼性と適格性を伴う資格であり、取得には厳格な身元調査が必要とされることを理解しておきましょう。
対話例
政府機関の採用面接での会話
A:
As you know, this position requires a high-level security clearance. Have you had any experience with that?
ご存知の通り、この職務には高レベルのセキュリティクリアランスが必要です。これまでに経験はございますか?
B:
Yes, I previously held a Top Secret security clearance while working for the Department of Defense.
はい、以前国防総省で勤務していた際、トップシークレットのセキュリティクリアランスを保持していました。
プロジェクトチームのミーティングでの会話
A:
For the new government contract, everyone on the core team will need to obtain the necessary security clearance.
新しい政府契約のため、コアチームの全員が必要なセキュリティクリアランスを取得する必要があります。
B:
Right. We should start the application process for new members as soon as possible, as it can take some time.
承知しました。時間がかかることもあるので、新規メンバーの申請プロセスをできるだけ早く始めるべきですね。
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