意味
(空気などが)希薄な、薄い、密度が低い
(考え、環境、議論などが)高尚な、深遠な、選ばれた少数の人々にしか理解されないような、俗世間からかけ離れた
発音
/ˈrɛərɪfaɪd/
RAREified
💡 最初の「rare」に最も強くアクセントを置き、「-ified」は「イファイド」と発音します。特に「r」の音は舌を巻くように発音し、日本語の「ラリルレロ」とは異なります。高尚な響きを意識してゆっくりと発音すると良いでしょう。
例文
High altitude means rarefied air.
高地は空気が希薄であることを意味します。
The artist had rarefied, unique tastes.
その芸術家は高尚で独特な趣味を持っていました。
Mountaintops have rarefied atmospheres.
山の頂上は空気が希薄です。
Their discussions were quite rarefied.
彼らの議論はかなり高尚でした。
It was a rarefied academic environment.
それは隔絶された学術環境でした。
Accessing rarefied data requires special skills.
高度なデータへのアクセスには特殊なスキルが必要です。
She lived in rarefied social circles.
彼女は選ばれた社交界に生きていました。
Only few understood the rarefied concept.
ごく少数の者しかその深遠な概念を理解しませんでした。
He preferred a rarefied intellectual world.
彼は高尚な知的な世界を好みました。
His rarefied interests were hard to share.
彼の深遠な興味は共有しにくかったです。
変形一覧
形容詞
文法的注意点
- 📝主にbe動詞と共に叙述的に使用されるか、名詞を修飾する形容詞として使われます。
- 📝物理的な現象(空気の希薄さ)と、抽象的な概念(思想の高尚さ)の両方で使われるため、文脈でどちらの意味か判断する必要があります。
使用情報
よくある間違い
「rarefied」は「希薄な」という意味であり、必ずしも「新鮮な」や「清浄な」といったポジティブな意味合いは含みません。空気の密度が低い状態を表すため、「fresh(新鮮な)」とは矛盾することがあります。
「rarefied」は「高尚な、少数にしか理解されないような」という意味を持つため、「common(一般的な)」という単語とは対極にあります。この意味で使う場合は「unique(独特な)」や「exclusive(排他的な)」といった言葉と合わせて使うのが適切です。
類似スペル単語との違い
「rare」は「珍しい、稀な」という意味で、物事の発生頻度や希少性を指します。一方、「rarefied」は「希薄な」または「高尚で少数にしか理解されない」という意味で、空気の密度や思想・環境の質的な状態を表します。スペルは似ていますが、意味は大きく異なります。
「refined」も「洗練された、上品な」という意味で「rarefied」と意味が重なる部分がありますが、「refined」は一般的に広く受け入れられる美しさや教養を指します。それに対し、「rarefied」はより「俗世間から隔絶された」「少数の選ばれた人々にしか理解されない」といった、排他的なニュアンスを強く含みます。
派生語
語源
📚 ラテン語の「rarefacere」(希薄にする、軽くする)に由来し、古フランス語の「raréfier」を経て英語に入りました。元々は空気などの物理的な希薄さを表す言葉でしたが、19世紀以降に知的・文化的な「高尚さ」や「俗世間からの隔絶」といった抽象的な意味でも使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡「希薄な」という意味と「高尚な、少数に理解される」という意味の2つをセットで覚えましょう。
- 💡語源の「rare (希薄な) + -fy (〜にする)」を意識すると意味が結びつきやすくなります。
- 💡物理的な空気の薄さと、抽象的な思想や環境の洗練度・隔絶性を表す両面で使われることを理解しましょう。
- 💡類語の「esoteric」や「lofty」と比較して使う場面を考えると、より深く理解できます。
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