意味
(人)に義務を負わせる、強制する、…せざるを得なくさせる
(要求・願いなど)に応じる、便宜を図る、親切にする
発音
/əˈblaɪdʒ/
oBLIGE
💡 強く発音する音節は「BLIGE」の部分です。「o」は「ア」に近い弱い音で発音し、最後の「ge」は「ヂ」と発音します。日本人が「オブライジ」のように間違えやすいので、「オ」を弱く、その後を強く意識しましょう。
例文
He will oblige me to go.
彼は私を行かせるでしょう。
I felt obliged to help.
助ける義務があると感じました。
Could you oblige me with a pen?
ペンを貸していただけませんか?
She was obliged to accept.
彼女は受け入れざるを得なかった。
I'm obliged for your kindness.
ご親切に感謝いたします。
We are obliged to follow rules.
私たちは規則に従う義務があります。
The company obliges customers.
その会社は顧客に便宜を図る。
The law obliges disclosure.
法律は開示を義務づけている。
Please oblige me this favor.
このお願いを聞いてください。
Fate obliged him to wait.
運命が彼に待つことを強いた。
変形一覧
文法的注意点
- 📝他動詞で、しばしば「oblige A to B (AにBを義務付ける)」や「oblige A with B (AにBを提供して恩恵を与える)」の形で使われます。
- 📝受け身「be obliged to do」で「〜せざるを得ない」「〜する義務がある」という意味になります。
- 📝丁寧な依頼の表現として「Would you oblige me?」や「Could you oblige me by doing...?」のように使うことができます。
使用情報
よくある間違い
「感謝する」という意味で使う場合は、通常「be obliged for...」という受動態の形で用います。「I oblige you」では「あなたに義務を負わせる」という意味になり、誤解を招きます。
「義務」という名詞を使いたい場合は「obligation」を使います。「oblige」は動詞で「義務を負わせる」という意味なので、文脈に合いません。
類似スペル単語との違い
obligeは動詞で「(人)に義務を負わせる、〜の求めに応じる」という意味です。一方、obligationは名詞で「義務、責務、恩義」を意味します。スペルが似ていますが品詞が異なるため、混同しないよう注意が必要です。
派生語
語源
📚 ラテン語の'obligare'(〜を縛る、〜に義務を負わせる)に由来し、古フランス語の'obliger'を経て英語に入りました。元々は何かで「縛る」という物理的な意味から、「義務で縛る」という意味に発展しました。
学習のコツ
- 💡「oblige to do something」の形で「〜せざるを得ない」「〜する義務がある」という意味でよく使われます。
- 💡丁寧な依頼で「Could you oblige me with...?」や「Would you oblige us by...?」のように使われます。
- 💡「I am much obliged」や「I am obliged for your kindness」のように、感謝の気持ちを表すフォーマルな表現として使えます。
- 💡名詞の「obligation(義務)」と一緒に覚えると、意味がより明確になります。
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