意味
強制する、無理やり～させる、やむなく～させる、必然的に～させる、(感情などを)駆り立てる、押し付ける
発音
/kəmˈpel/
comPEL
💡 第二音節の「pel」を強く発音します。最初の「com」は「コン」ではなく、口をあまり開けずに「カm」のように軽く発音し、「m」でしっかり唇を閉じましょう。「ペル」の「p」は日本語より強く息を破裂させるイメージです。
例文
He felt compelled to agree.
彼は同意せざるを得ませんでした。
We were compelled to wait.
私たちは待たざるを得ませんでした。
Don't compel me to do it.
私にそれを強制しないでください。
His illness compelled him home.
彼の病気で彼は帰宅せざるを得ませんでした。
Hunger compelled the boy to steal.
空腹が少年を盗みに走らせました。
The facts compel this conclusion.
その事実がこの結論を導き出します。
What compelled you to resign?
何があなたに辞任を促しましたか？
Evidence compelled a swift decision.
証拠が迅速な決定を強制しました。
Duty compelled her to act.
義務が彼女に行動を促しました。
Laws compel obedience from citizens.
法律は市民に服従を強制します。
変形一覧
動詞
文法的注意点
- 📝"compel" は他動詞で、「compel + 目的語 + to do something（～に～するよう強制する）」の形で使われます。
- 📝「～せざるを得ない」という意味では、"be compelled to do something" という受動態の形で使われることが非常に多いです。
- 📝"compel" の後には、理由や状況を示す節が続くこともあります（例: "The evidence compelled him to confess."）
使用情報
よくある間違い
"compel" の後には目的語、そして不定詞 (to + 動詞の原形) を続けるのが正しい文法です。「～するよう強制する」という意味を表し、動名詞は使いません。
類似スペル単語との違い
"force" は物理的な力や権威による直接的な強制を意味することが多いのに対し、"compel" は物理的な力だけでなく、状況、感情、論理などが原因で「そうせざるを得ない」という心理的・道徳的な強制のニュアンスも強く含みます。
"coerce" は、脅迫や権力を行使して、相手が望まないことを強制する、という否定的なニュアンスが強いです。"compel" は中立的、あるいはやむを得ない状況を表すこともありますが、"coerce" はより威圧的で、倫理的に問題がある場合に使われます。
"oblige" も「義務付ける」「～せざるを得ない」という意味で "compel" と似ていますが、"oblige" には「恩義を着せる」や「要求に応じる」というポジティブなニュアンスも含むことがあります。 "compel" はより客観的な状況や避けられない必然性を強調します。
派生語
語源
📚 ラテン語の "compellere"（共に駆り立てる、押し付ける）に由来し、古フランス語を経て英語に入りました。元々は物理的な強制から、状況や義務による精神的な強制や必然性に意味が広がりました。
学習のコツ
- 💡「強制する」という意味の動詞で、目的語の後にto不定詞と共によく使われます。
- 💡受動態 (be compelled to do) で「～せざるを得ない」という意味で使われることが多いです。
- 💡物理的な強制だけでなく、道徳的・心理的な強制や、避けられない状況によって行動が促される場合にも使われます。
- 💡比較的にフォーマルな文脈や、書き言葉で用いられることが多い単語です。
Memorizeアプリで効率的に学習
compel を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。