意味
特定の分野、専門分野、隙間市場、適所、自分に合った場所、壁のくぼみ
(市場などが)特定の層を対象とした、専門分野の
適所を見つける、〜に置く
発音
/niːʃ/
NIche
💡 この単語はフランス語由来のため、日本語の「ニッチ」というカタカナ語の発音とは異なります。英語では第一音節の「ニー」を強く、最後の「che」は「シュ」と発音し、「ニーシュ」となります。特に「ch」を「チ」と発音しないように注意しましょう。
例文
Find your own niche.
あなた自身の適所を見つけなさい。
He found his niche.
彼は自分の専門分野を見つけました。
She carved out her niche.
彼女は自分の地位を確立しました。
It's a very niche hobby.
それは非常にニッチな趣味です。
It's a niche market.
それは隙間市場です。
The product fills a niche.
その製品は隙間を埋めます。
This company has a niche.
この会社には専門分野があります。
We serve a niche audience.
私たちは特定の層にサービスを提供します。
Each species has its niche.
各種にはそれぞれの生態的地位があります。
The statue fits the niche.
その像はくぼみに合います。
変形一覧
文法的注意点
- 📝名詞として使う場合、可算名詞なので、単数の場合は 'a niche' のように冠詞を付けるのが一般的です。
- 📝形容詞として使う場合は、通常 'niche market' のように名詞の前に置かれ、特定の市場や層を修飾します。
- 📝動詞としての用法はありますが、名詞や形容詞としての使用頻度と比較すると稀です。
使用情報
よくある間違い
日本語のカタカナ語「ニッチ」のイメージで発音やスペルを間違えやすいですが、英語では「ニーシュ」と発音し、スペルも異なります。
「私の仕事はニッチだ」と形容詞で直接言うより、「ニッチな市場にある」のように、nicheを名詞の前に置いて使う方が一般的です。
類似スペル単語との違い
nicheは「特定の分野、適所、壁のくぼみ」といった意味合いを持つ一方、notchは「切り込み、刻み目、水準、段階」といった物理的な意味合いや達成度を表す単語で、発音も意味も異なります。
語源
📚 古フランス語の 'nichier' (巣を作る)に由来し、もともとは壁のくぼみや像を置く場所を意味していました。18世紀には比喩的に「適所」や「特定の地位」を指すようになり、20世紀後半にはマーケティング用語として「隙間市場」の意味が広まりました。
学習のコツ
- 💡発音は「ニーシュ」と覚え、特に語尾の「ch」は「シュ」であることを意識しましょう。
- 💡単に「狭い」という意味だけでなく、「特定の」「専門的な」「自分に合った」といったポジティブなニュアンスがあることを理解しましょう。
- 💡ビジネスシーンでは'niche market'(隙間市場)という形でよく使われるので、このフレーズでまとめて覚えるのが効果的です。
- 💡自分にとっての「適所」や「得意分野」を指す際にも使われます。(例: find one's niche)
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