/meɪk ə keɪs fɔːr/
make a CASE for
💡 「make a」の部分は短く弱めに発音し、特に「case」をはっきりと強く発音します。「for」も少し強めに、かつ長く発音すると自然です。
"To present an argument or set of reasons in support of something or someone, often to persuade others of its validity or importance."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある特定の考え方、計画、または人物などを支持し、その正当性や優位性を他者に説得力を持って伝えようとする際に使われます。単に意見を述べるだけでなく、論理的な根拠や証拠に基づいて主張を展開するという、より能動的で説得的なニュアンスを含みます。 主にビジネス会議、政治的な議論、学術的な発表など、比較的フォーマルな場面で用いられることが多いですが、友人間の真剣な話し合いでも使われることがあります。話し手は、自分の立場を明確にし、相手に理解や同意を求めようとする気持ちを表します。ネイティブスピーカーにとっては、単なる意見表明ではなく、より構造化された議論や説得の試みとして認識されます。
She made a strong case for investing in renewable energy.
彼女は再生可能エネルギーへの投資の強力な主張をしました。
Can you make a compelling case for choosing this marketing strategy?
このマーケティング戦略を選ぶ説得力のある根拠を示せますか?
The lawyer tried to make a case for his client's innocence.
弁護士は依頼人の無罪を主張しようとしました。
I'm going to make a case for a flexible work schedule to my boss.
上司に柔軟な勤務体系の導入を主張するつもりです。
During the debate, she made a solid case for stricter environmental regulations.
討論中、彼女はより厳しい環境規制の確固たる根拠を提示しました。
My friend made a pretty good case for visiting Japan next year.
友人は来年日本を訪れることについて、かなり良い理由を説明してくれたよ。
He's always making a case for his team's superiority, even when they lose.
彼は負けている時でさえ、いつも自分のチームの優位性を主張しているんだ。
We need to make a clearer case for why this change is necessary.
なぜこの変更が必要なのか、もっと明確に主張する必要があります。
The committee will hear arguments and make a case for the most suitable candidate.
委員会は議論を聞き、最も適切な候補者を選出する根拠を提示します。
You really made a strong case for getting that new video game!
あの新しいビデオゲームを買うことについて、君は本当に強力な主張をしたね!
「argue for」は、より直接的に議論を行い、口頭や書面で自分の意見や立場を表明し、他者を説得しようとするときに使われます。「make a case for」は、より論理的で構造化された根拠や証拠を提示するニュアンスが強く、やや客観的な視点から正当性を主張する傾向があります。argueは感情的な対立を含むこともあります。
「advocate for」は、特定の原因、原則、または個人を公に支持し、そのために活動するという、より強い「擁護」や「推進」のニュアンスを持ちます。社会的な問題や政治的な信条、特定のグループの権利などを支持する際によく使われ、make a case forよりもフォーマルで、長期的な取り組みを示すことが多いです。
「support」は最も一般的で広範な「支持する」という意味です。単に賛成する、助ける、という意味合いが強く、必ずしも論理的な根拠を提示する必要はありません。「make a case for」は、その「support」の理由や正当性を、説得力のある形で説明する行為を指します。
「put forward an argument」は「議論を提示する」「主張を述べる」という意味で、「make a case for」と非常に似ています。どちらも論理的な主張を構築して提示する行為を指しますが、「make a case for」は特定の対象の『正当性』を強調するニュアンスが強く、『擁護』や『弁護』の意味合いも含むのに対し、「put forward an argument」は単に意見や論点を提示するという、より中立的な響きがあります。
「〜のために主張する」という場合、前置詞は必ず「for」を使用します。「of」は誤りです。
「〜について主張する」という文脈で「about」を使いたくなるかもしれませんが、「make a case」の場合は「for」が正しい前置詞です。
A:
I'm worried about presenting the new project proposal. I'm not sure if management will approve it.
新しいプロジェクト提案を発表するのに不安なんだ。経営陣が承認してくれるか分からない。
B:
Don't worry. Just focus on making a strong case for its potential benefits and how it aligns with our company goals. Show them the data.
大丈夫だよ。潜在的な利益と、それが会社目標とどう合致するかを力強く主張することに集中するんだ。データを見せるんだよ。
A:
I'm still trying to decide where to go for our summer trip. Spain or Italy?
夏の旅行、どこに行くかまだ迷ってるんだ。スペインかイタリアか。
B:
Well, I could make a really good case for Italy. Think about the food, the history, the beautiful coasts...
そうだなあ、イタリアについてはかなり良い主張ができるよ。食事、歴史、美しい海岸を考えてみてよ…
make a case for を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。