make an argument
発音
/meɪk ən ˈɑːrɡjəmənt/
make an ARgument
💡 「make an」は続けて発音され、「an」は弱く聞こえることが多いです。「argument」は第一音節の「AR」を強く発音し、「r」の音をしっかり出すことを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
ある特定の立場や意見を支持するため、または反論するために、論理的な根拠や理由を提示して主張を組み立てる。
"To present a set of reasons, facts, or evidence to support or oppose an idea, action, or position, often with the aim of persuading others."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に感情的に意見を述べるのではなく、客観的な事実、データ、論理的な推論に基づいて自身の主張を構築し、相手を納得させようとするニュアンスが含まれます。「議論する」という言葉を聞くと、しばしば対立や口論を想像しがちですが、「make an argument」は、より建設的かつ体系的に論点を提起し、展開することに焦点を当てています。ビジネス会議での提案、学術論文での仮説の提示、政治的な討論など、フォーマルな場面で頻繁に用いられますが、日常会話においても、真剣な話し合いの中で自分の意見をきちんと説明したい場合に有効です。ネイティブは、論理的思考に基づいて意見が述べられている状況でこの表現を使います。
例文
I had to make an argument to my parents about why I should be allowed to stay out later.
両親に、なぜもっと遅くまで外出を許されるべきかという主張をしなければならなかったんです。
She made a strong argument for why we should try that new restaurant.
彼女はなぜあの新しいレストランを試すべきかについて強力な主張をしました。
It's hard to make an argument when you don't have all the facts.
全ての事実が揃っていないと、主張を組み立てるのは難しい。
He always tries to make an argument for the underdog.
彼はいつも弱者のために議論を展開しようとします。
I'm just trying to make an argument that makes sense.
私はただ筋の通った主張をしようとしているだけです。
Can you make an argument against going to the beach this weekend?
今週末ビーチに行くことに反対する理由を述べられますか?
The marketing team needs to make a compelling argument for the new campaign.
マーケティングチームは新しいキャンペーンについて説得力のある主張をする必要があります。
In the board meeting, she made a strong argument for increasing investment in R&D.
役員会で、彼女は研究開発への投資を増やすことについて強力な主張をしました。
The defense counsel will make an argument to the jury regarding the defendant's innocence.
弁護側は被告人の無罪に関して陪審員に弁論を行います。
The report makes a powerful argument for policy changes to address climate change.
その報告書は気候変動に対処するための政策変更について強力な議論を展開しています。
類似表現との違い
`argue` は単に「議論する」「口論する」という動詞で、しばしば意見の対立や感情的なやり取りを伴う場合があります。一方、`make an argument` は、特定の主張を裏付けるために論理的な根拠や理由を組織的に提示する行為に焦点を当てており、より体系的で建設的なニュアンスがあります。`argue` は相手と対立する意味合いが強いのに対し、`make an argument` は自分の見解を論理的に説明する意味合いが強いです。
`state one's case` は、自分の状況や立場、意見を明確に説明するという意味合いが強く、特に誤解を解いたり、自分の正当性を主張したりする際に使われます。`make an argument` が論理的な構造で説得を試みるのに対し、`state one's case` は自分の視点を明示することに重点を置いています。法的文脈でよく使われます。
`put forward a claim` は、一般的に権利や事実、要求などを公式に提出したり、主張したりする際に使われます。保険の請求や特許の申請など、より具体的な「主張」や「申し立て」に対して用いられることが多く、`make an argument` のように広く意見を論じる文脈とは少し異なります。
`present one's point of view` は、自分の見解や視点を単に提示する、説明するという意味合いが強く、必ずしも相手を説得するための強力な論拠を伴うとは限りません。`make an argument` は、説得力を持たせるための論理的な構築が不可欠であるのに対し、こちらはより中立的で、意見の共有が主目的となることがあります。
よくある間違い
「主張を議論する」という際に動詞と名詞が重複するような形になり、不自然です。「議論をする」という意味では `make an argument` を、「主張する」という意味では `argue a point` や `argue that...` を使います。
「議論をする」という行為には `make` を使います。`do` は身体的な行動や特定のタスクを指すことが多いため、この文脈では不適切です。
`argument` は可算名詞なので、単数形の場合は通常 `an` などの冠詞が必要です。複数形の場合は `make arguments` となります。
学習のコツ
- 💡`argument` は可算名詞なので、単数で使う際は `an argument` のように冠詞を付けましょう。
- 💡論理的な根拠や理由を伴って意見を述べる際に使うと、より説得力のある表現になります。
- 💡`argue` が感情的な口論や対立を指すこともあるのに対し、`make an argument` は体系的な主張を指すことが多いです。
対話例
会議での新しいプロジェクト提案
A:
We need to make a strong argument for this new project to get the board's approval.
この新しいプロジェクトについて、役員会の承認を得るためには、強力な主張をする必要があります。
B:
Exactly. I'm preparing all the data to back up our proposal.
その通りです。私たちの提案を裏付けるためのすべてのデータを準備しています。
友人との映画の評価
A:
I don't think that movie was as good as everyone says.
あの映画はみんなが言うほど良くなかったと思うんだ。
B:
Oh really? I could make an argument for it being a masterpiece.
え、そうなの?私はあれが傑作であるという主張をできるよ。
論文のテーマについて先生と相談
A:
I'm struggling to make a compelling argument for my thesis topic.
自分の論文テーマについて説得力のある主張を組み立てるのに苦労しています。
B:
Perhaps you need to narrow down your focus and gather more supporting evidence.
おそらく、焦点を絞り、もっと裏付けとなる証拠を集める必要があるでしょう。
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