/lɛt aʊt ə ɡroʊn/
let OUT ə GROAN
💡 「let out」は「レット・アウト」と続けざまに発音し、「a」は弱く「ア」に近い音になります。「groan」は「グローン」と、日本語の「オー」と「ン」を組み合わせたような長めの音で発音します。全体的に感情がこもったトーンで言うと自然です。
"To make a low, mournful, or guttural sound, typically indicating pain, distress, annoyance, or weariness."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、身体的な痛みや精神的な不満、失望、うんざりした気持ち、あるいは大変な作業に取り掛かる際の重い気持ちなどが、思わず声として漏れ出る様子を表します。意識的に「うめき声を上げよう」と思って出す声というよりは、感情や状況に反応して自然と出てしまう声、というニュアンスが強いです。比較的カジュアルな日常会話でよく使われ、小説や映画などでの感情描写にも頻繁に登場します。フォーマルなビジネスシーンで自身が「groan」を「let out」することは稀ですが、状況説明として使うことは可能です。ネイティブは、この表現を聞くと、その人が何らかの不快感や重荷を感じていることを自然に理解します。
He let out a groan as he tried to stand up, his back stiff from sitting too long.
長時間座っていたせいで背中が固まっていて、彼は立ち上がろうとしてうめき声を上げました。
When the teacher announced a pop quiz, the entire class let out a collective groan.
先生が抜き打ちテストを発表すると、クラス全員が一斉にうめき声を上げました。
She let out a groan of frustration when her computer crashed for the third time that day.
その日3度目のパソコンのクラッシュに、彼女は不満のうめき声を漏らしました。
The injured player let out a painful groan as the medics examined his leg.
負傷した選手は、救急隊員が脚を診察すると苦痛のうめき声を上げました。
He let out a deep groan as he realized he had forgotten his wallet at home.
財布を家に忘れてきたことに気づき、彼は深くうめき声を上げました。
During the long, tedious meeting, I almost let out a groan of boredom.
長くて退屈な会議中、私は退屈で思わずうめき声を上げそうになりました。
The project manager let out a quiet groan upon seeing the latest report of delays.
プロジェクトマネージャーは、最新の遅延報告書を見て静かにうめき声を漏らしました。
Despite the severe discomfort, the patient bravely tried not to let out a groan during the procedure.
ひどい不快感にもかかわらず、患者は処置中にうめき声を上げないよう勇敢に努めました。
The ancient door let out a mournful groan as it slowly creaked open.
古びたドアは、ゆっくりと開く際に悲しげなうめき声のような音を立てました。
「make a groan」も「うめき声を出す」という意味で使えますが、「let out a groan」の方が、思わず声が漏れてしまうような、無意識的な反応のニュアンスが強いです。「make a groan」は意図的に出すうめき声にも使えますが、より一般的な表現です。
「moan」は動詞としても名詞としても使われ、「うめき声を出す」「うめき声」という意味では「groan」と非常に似ています。「moan」はより長く、連続的なうめき声を指すことが多く、また不平を言う(complain)という意味も強く含みます。「groan」はより短く、突然の反応のニュアンスがあります。
「sigh」は「ため息をつく」という意味で、不満、疲労、安堵などを表しますが、「groan」とは音の質が異なります。「sigh」は息を吐く音で、「groan」は喉から出る声です。表現する感情も「sigh」は比較的穏やかなものから「groan」のような苦痛まで幅があります。
「grunt」は「ブツブツ不平を言う」「鼻を鳴らすような低い音を出す」という意味です。努力や不満を表す際に使われますが、「groan」よりも短く、動物の鳴き声に近い響きを持つことがあります。人間の場合、「不満を漏らす」というニュアンスが強いです。
「make」を使って「~を出す」という表現をしたい場合でも、「make a groan out」という形は不自然です。「let out a groan」が自然なコロケーションです。「make a groan」は文法的に間違いではありませんが、「let out a groan」の方がより「思わず漏らす」というニュアンスが強調されます。
句動詞「let out」の目的語が「a groan」の場合、「let a groan out」も文法的には成立しますが、「let out a groan」の方が一般的で自然な表現です。特に名詞の目的語が短い場合は、動詞と副詞の間に挟むこともありますが、この場合は副詞を前に置く形が好まれます。
A:
Are you okay? That box looked really heavy.
大丈夫?その箱、すごく重そうだったけど。
B:
Ugh, my back. I definitely just let out a groan when I lifted it.
うーん、腰が。持ち上げた時、絶対うめき声出ちゃったよ。
A:
Still working on that essay?
まだその論文やってるの?
B:
Yeah, and I've been stuck on this paragraph for an hour. I just let out a groan of frustration.
うん、この段落に1時間も詰まってるんだ。もう不満でうめき声が出ちゃったよ。
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