/lɛt aʊt ə kraɪ/
let OUT ə CRY
💡 「let out」の't'はほとんど発音されず、'out'と次の'a'がリエゾン(out-a)することが多いです。特に「out」と「cry」に強勢を置くと自然に聞こえます。
"To suddenly make a loud sound or utterance, often involuntarily, due to strong emotion such as pain, fear, surprise, joy, or distress."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、喜び、悲しみ、痛み、驚き、恐怖など、強い感情がこみ上げてきて、思わず「声」や「叫び声」が「外に漏れ出る」ような状況を表します。意識して発する声というよりは、感情が抑えきれずに自然と出てしまうニュアンスが強いです。フォーマル度はニュートラルで、日常会話から物語、文学作品まで幅広く使われます。ネイティブは、感情の爆発を伴う声の表現として自然に受け止めます。単に「叫ぶ」だけでなく、「特定の種類の声を出す」という意味合いが込められています。
She let out a cry of pain when she stubbed her toe.
彼女は足の指をぶつけた時、痛みの叫び声を上げました。
The child let out a cry of delight upon seeing the presents.
子供はプレゼントを見て喜びの声を上げました。
He let out a short, sharp cry as the cold water splashed him.
冷たい水がかかった時、彼は短く鋭い叫び声を上げました。
A collective cry of shock went through the crowd as the news broke.
そのニュースが報じられた時、群衆から一斉に驚きの声が上がりました。
She couldn't help but let out a cry when she saw the beautiful sunset.
美しい夕日を見て、彼女は思わず感嘆の声を上げてしまいました。
The detective described how the victim let out a single cry before collapsing.
刑事は、被害者が倒れる前に一度だけ叫び声を上げた状況を説明しました。
Despite the severe injury, the soldier only let out a grunt, not a cry.
重傷にもかかわらず、兵士は叫び声ではなくうめき声だけを発しました。
Upon hearing the positive quarterly results, the team leader let out a cry of relief.
四半期ごとの好結果を聞き、チームリーダーは安堵の声を上げました。
The presentation concluded with a participant letting out a cry of appreciation for the innovative ideas.
革新的なアイデアへの感謝の叫びを参加者の一人が上げることで、プレゼンテーションは締めくくられました。
She let out a soft cry as the memory flooded back.
記憶がよみがえり、彼女は小さな声を漏らしました。
「cry out」は「叫び声を上げる、大声で叫ぶ」という動詞句で、より直接的な行動を指します。感情の強度や突然性は「let out a cry」と似ていますが、「cry out」は他動詞としての「〜を叫ぶ」という使い方もできます。「let out a cry」は「a cry」という名詞を伴うことで、「ある種の叫び」を「外に出す」という、やや間接的で物語的な響きがあります。
「shout」は「大声で叫ぶ」という意味ですが、通常はより意図的で、誰かに向かってメッセージを伝えたり、注意を引いたりする目的で使われることが多いです。「let out a cry」が感情の爆発による無意識的な声であるのに対し、「shout」は意識的な発声というニュアンスがあります。
「scream」は「悲鳴を上げる」と訳されることが多く、恐怖、痛み、興奮など、非常に強い感情を伴う甲高い声を指します。「let out a cry」はより広範な「声」を指し、「scream」は「cry」の一種ではありますが、より特定の種類の、より強烈な感情を伴う声に限定されます。
「utter a sound」は「音を発する」という、より広範で一般的な表現です。「cry」のような感情的な声だけでなく、どんな種類の音にも使えます。また、「let out a cry」よりもフォーマルな響きがあり、感情のニュアンスは薄いです。
「叫び声を上げる」の意味で「make a cry」とは言わず、「let out a cry」を使うのが自然な英語です。「make a sound」のような表現はありますが、「cry」という感情的な声には「let out」がよく合います。
「let out」は句動詞のように見えますが、この場合は「let out + 名詞句」の形で使われることが一般的で、「let a cry out」とは通常言いません。意味的には通じますが、不自然に聞こえます。
A:
Are you okay? That jump scare was pretty intense.
大丈夫?あのジャンプスケアはかなりすごかったね。
B:
Yeah, I'm fine. I almost let out a cry!
うん、大丈夫。思わず叫びそうになったよ!
A:
Oh no, did you fall down? Are you hurt?
あらら、転んだの?怪我した?
B:
He let out a cry when he scraped his knee, but he's okay now.
彼は膝を擦りむいた時に泣き声を上げたけど、今はもう大丈夫です。
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