give one's all

慣用句英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɡɪv wʌnz ɔːl/

give one's ALL

💡 「all」を特に強く、長く発音することで、「全てを捧げる」というニュアンスを強調します。'one's'の部分は、文脈に応じて'my', 'your', 'his', 'her', 'their'などに変わります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネススポーツ教育自己啓発芸術・文化チームワーク

構成単語

意味

(特定の目標や人に対し)全力を尽くす、全てを捧げる、持てるもの全てを出し切る。

"To exert the maximum possible effort, energy, or resources towards a particular goal, task, or person; to contribute everything one has."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、単に「頑張る」というよりも、自分の持つ能力、時間、エネルギー、情熱など、文字通り「全て」を惜しみなく投入するという強い献身や決意を表します。困難な状況に直面している時や、非常に重要な目標に向かって努力している時によく使われます。スポーツ選手が試合で最高のパフォーマンスを見せる時、ビジネスパーソンがプロジェクト成功のために尽力する時、あるいは誰かを深く愛し支える時など、幅広い文脈で使われます。ポジティブで力強いニュアンスがあり、他者の努力を称賛する際にも用いられます。フォーマル度はニュートラルで、日常会話からビジネスシーンまで広く使えますが、公式な文書ではより具体的な表現が選ばれることもあります。

例文

She always gives her all to every project she undertakes.

ビジネス

彼女はいつも、引き受けるすべてのプロジェクトに全力を尽くします。

We gave our all in the final game, but we still lost.

カジュアル

私たちは決勝戦で全力を尽くしましたが、それでも負けてしまいました。

To achieve your dreams, you have to be willing to give your all.

カジュアル

夢を達成するためには、全てを捧げる覚悟が必要です。

The team needs to give their all if they want to win the championship.

カジュアル

チームが優勝したいなら、全力を尽くす必要があります。

He gave his all for his family, working tirelessly day and night.

カジュアル

彼は家族のために昼夜問わず働き、全てを捧げました。

The presentation requires us to give our all for a positive outcome.

ビジネス

そのプレゼンテーションは、良い結果を出すために我々が全力を尽くすことを求めています。

During challenging times, it's essential to give your all to overcome obstacles.

フォーマル

困難な時期には、障害を乗り越えるために全力を尽くすことが不可欠です。

The artist gave her all to create a masterpiece that would inspire generations.

カジュアル

その芸術家は、何世代にもわたって人々を感動させる傑作を生み出すために、全てを捧げました。

Even though I was tired, I knew I had to give my all for the last lap.

カジュアル

疲れていましたが、最終周のために全力を尽くさなければならないと分かっていました。

The management expects every employee to give their all for the company's growth.

ビジネス

経営陣は、会社の成長のために全従業員が全力を尽くすことを期待しています。

類似表現との違い

「最善を尽くす」という意味で「give one's all」と似ていますが、「do one's best」は可能な範囲での努力を指し、「give one's all」は「一切の妥協なく全てを捧げる」という、より強い献身や徹底的な努力のニュアンスを含みます。後者の方がより感情的・強調的です。

「100%投入する」という直球な表現で、「give one's all」とほぼ同じ意味合いで使われます。口語的で、特に努力やパフォーマンスの度合いを数値的に表現したい場合に選ばれることがあります。「give one's all」の方が、より詩的で感動的な響きを持つことがあります。

go all outカジュアル

「全力を出す、徹底的にやる」という意味で、特に競争や遊び、一時的な集中といった文脈でよく使われる、より口語的な表現です。「give one's all」は、より長期的な献身や、深いコミットメントを伴う状況にも使われる傾向があります。

spare no effortフォーマル

「努力を惜しまない」という意味で、「give one's all」と同様に最大限の努力を指しますが、「spare no effort」は「努力を惜しむことなく」という否定の形で強調する点が異なります。ややフォーマルな響きがあり、ビジネス文書や公式な声明で使われることも多いです。

よくある間違い

give my best
give my all

「give my best」も「最善を尽くす」という意味ですが、「give my all」の方が「自分の持っているものを全て出し切る」という、より徹底した、強い献身や努力のニュアンスを強調します。文脈によって使い分けが必要です。

give all of me
give my all

「全てを捧げる」という意味で「give all of me」と言うことも可能ですが、慣用的な表現としては「give my all」が自然で一般的です。「give all of me」はやや詩的・文学的な響きを持ちます。

学習のコツ

  • 💡「one's」の部分は、文脈に合わせて「my」「your」「his」「her」「our」「their」などの所有格代名詞に変化させて使用します。
  • 💡このフレーズは、単なる努力だけでなく、感情や情熱を含めた「全て」を投入する強い献身を表します。
  • 💡スポーツ、仕事、個人的な目標など、様々な分野で最大限の努力を表現する際に役立ちます。
  • 💡過去形は「gave one's all」となります。

対話例

スポーツの試合後、友人を励ます場面

A:

We lost the game, but I really think we gave our all.

試合は負けちゃったけど、本当に全力を尽くしたと思うんだ。

B:

Yeah, everyone played their hearts out. We have nothing to regret.

うん、みんな死ぬほど頑張ったよ。後悔することは何もないね。

仕事のプロジェクトの最終段階で、チームリーダーがメンバーを鼓舞する場面

A:

This is the final push for the project. We need to give our all to meet the deadline.

これがプロジェクトの最後の追い込みだ。締め切りに間に合わせるために、全力を尽くす必要がある。

B:

Absolutely. Let's make sure we deliver the best possible results.

もちろんです。最高の成果を出せるように頑張りましょう。

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