/ɡɪv əˈweɪ/
give aWAY
💡 「ギヴ・アウェイ」と発音します。「away」にアクセントを置いて、はっきりと発音するのがポイントです。
"To give something to someone for free, often because you do not want it anymore, or as a prize, gift, or charitable donation."
💡 ニュアンス・使い方
親切心や社会貢献の意図で何かを他人に譲る、あるいは慈善活動として寄付する際に使われます。また、イベントで景品を配るような場合にも用いられます。フォーマル度としては中立的で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。ネイティブは、特に「もう必要ないからあげる」というニュアンスや「慈善目的で提供する」というニュアンスを強く感じ取ります。
We're giving away old clothes to charity.
私たちは古い服をチャリティーに寄付しています。
They gave away free samples at the supermarket.
彼らはスーパーで無料サンプルを配っていました。
The company is giving away a new car as the grand prize.
その会社は特賞として新車をプレゼントします。
I decided to give away all my old books.
古い本をすべて手放すことにしました。
The radio station is giving away concert tickets to lucky listeners.
そのラジオ局は、幸運なリスナーにコンサートチケットをプレゼントしています。
We need to give away these excess products before they expire.
これらの余剰製品は期限切れになる前に無料で配布する必要があります。
The foundation plans to give away thousands of meals to the homeless.
その財団は、ホームレスの人々に数千食の食事を無償提供する計画です。
They gave away all their furniture before moving abroad.
彼らは海外へ引っ越す前に、全ての家具を譲りました。
The store is giving away a free gift with every purchase over $50.
その店では、50ドル以上お買い上げの方に無料のギフトをプレゼントしています。
The philanthropist has pledged to give away most of his fortune to various causes.
その慈善家は、自身の財産の大部分を様々な活動に寄付することを誓いました。
"To reveal a secret or information that should have been kept private, or to unintentionally show your true feelings or identity."
💡 ニュアンス・使い方
秘密を「漏らす」「ばらす」という、ややネガティブなニュアンスを持つことが多いです。特に、隠しておきたかった情報や感情が、本人の意図に反して露呈してしまう状況で使われます。フォーマル度は中立からややインフォーマル寄りで、日常会話でよく耳にします。ネイティブは、意図しない「うっかり」や「無意識」の暴露という感覚を強く持ちます。
Don't give away the ending of the movie!
映画の結末をばらさないでね!
Her nervous laugh gave away her true feelings.
彼女の落ち着かない笑いが、本心を露呈させてしまった。
The spy's unusual accent gave him away.
そのスパイの珍しいアクセントが彼の正体をばらしてしまった。
He almost gave away the surprise party plans.
彼はもう少しでサプライズパーティーの計画をばらすところだった。
Her facial expression gave away that she was upset.
彼女の表情が、彼女が動揺していることを示していた。
A small error in the financial report almost gave away the fraudulent activity.
財務報告書の小さな誤りが、不正行為を露呈させるところだった。
Be careful not to give away any confidential information during the negotiation.
交渉中に機密情報を漏らさないように注意してください。
The slight tremor in his voice gave away his fear.
彼の声のわずかな震えが彼の恐怖を明かした。
The whistle-blower gave away sensitive company data to the press.
内部告発者は会社の機密データを報道機関に漏らした。
His sudden glance at the map gave away his unfamiliarity with the area.
彼が地図をちらっと見たことで、その地域に不慣れであることがバレてしまった。
"To lose an advantage or opportunity, often through carelessness or a mistake, allowing an opponent to gain it."
💡 ニュアンス・使い方
競技や競争などで、不用意なミスや判断によって、自分の持っていた有利な立場やチャンスを失う、あるいは相手に与えてしまうことを指します。「もったいないことをする」「不用意にチャンスをフイにする」という後悔や批判のニュアンスを含みます。フォーマル度は中立で、カジュアルからビジネス、スポーツの報道など幅広く使われます。ネイティブは、特に「相手に不必要なアドバンテージを与えてしまった」という感覚を抱きます。
The team gave away a penalty in the last minute.
そのチームは最後の1分でペナルティを献上してしまった。
He gave away his lead by making a silly mistake.
彼は馬鹿なミスをしてリードを手放してしまった。
We can't afford to give away any points in this critical match.
この重要な試合で、これ以上得点を許すわけにはいきません。
Don't give away your competitive edge by revealing your strategy too early.
早く戦略を明かしすぎて競争優位性を失わないようにしてください。
The company gave away market share due to its slow response to new trends.
その会社は新しいトレンドへの対応が遅れたため、市場シェアを失った。
They gave away possession too easily in the midfield.
彼らは中盤で安易にボールを失いすぎた。
We must not give away our strategic advantage in the negotiation.
交渉で我々の戦略的優位性を手放してはなりません。
It was a crucial moment, and he gave away the game with that error.
重要な局面で、彼はそのミスで試合を台無しにした。
The politician gave away an easy victory by making a controversial statement.
その政治家は物議を醸す発言によって、容易な勝利を逃してしまった。
「donate」は主に慈善団体や公共機関に対して金銭や物品を寄付する、というフォーマルなニュアンスが強いです。「give away」はもっと広範で、個人的な物のお譲りや無料配布など、よりカジュアルな状況でも使えます。
「hand out」は主に手渡しで配る、配布するという意味で、「give away」と同じように無料配布の文脈で使われます。ただし、「give away」は景品や賞品としての意味合いも持ちますが、「hand out」は単純な配布行為に焦点を当てます。
「reveal」は秘密や真実を「明らかにする」「暴露する」という、より直接的で意図的な行為を示すことが多いです。「give away」は意図せず「うっかりばらしてしまう」というニュアンスや、無意識のうちに「露呈する」という意味合いが強いです。
「disclose」は「reveal」と同様に、特に機密情報や公式な情報を「開示する」「公開する」という、よりフォーマルで意図的な行為に使われます。「give away」は個人的な秘密や無意識の行動によって情報が漏れる場合に用いられ、フォーマル度は低めです。
「spill the beans」は「秘密をばらす」という意味で、「give away」の「秘密を漏らす」意味と似ていますが、非常に口語的でインフォーマルな表現です。誰かに話してはいけない秘密を、冗談めかして、あるいはうっかり話してしまう状況で使われます。
「give away」の目的語が名詞の場合、「give away (object)」でも「give (object) away」でもどちらも可能ですが、目的語が代名詞の場合は必ず「give it away」のように動詞と副詞の間に挟みます。目的語が長い場合も間に挟む方が自然なことが多いです。
「give away」は「意図せず秘密を漏らす」というニュアンスが強いため、「intentionally(意図的に)」と組み合わせると不自然に聞こえます。意図的に秘密を明かす場合は「reveal」や「disclose」が適切です。
「money」は不可算名詞なので、「many」ではなく「a lot of」を使います。「give away」の対象となる物資や情報には、数えられるものと数えられないものの両方があります。
「give away」にはすでに「無料で与える」という意味が含まれているため、「for free」を重ねて使うと冗長になります。状況によっては強調のために使われることもありますが、通常は不要です。
A:
I'm moving next month and have a lot of stuff to get rid of. Do you want this old couch?
来月引っ越すんだ。処分するものがたくさんあるんだけど、この古いソファいる?
B:
Oh, really? I actually need one! Thanks for offering to give it away.
え、本当に?実は一つ必要なんだ!無料で譲ってくれるなんてありがとう。
A:
Be careful not to give away any details about the new product during the presentation.
プレゼンテーション中は、新製品のどんな詳細も漏らさないように気をつけてください。
B:
Don't worry, I'll only share what's approved. I won't give away anything confidential.
ご心配なく、承認された情報だけを共有します。機密情報を漏らすことはありません。
A:
That was a terrible foul! He just gave away a penalty kick.
ひどいファウルだったね!あれでPKを献上しちゃったよ。
B:
I know, it was completely unnecessary. We can't afford to give away easy chances like that.
本当だよね、全く不必要だった。あんな簡単なチャンスを相手に与えるわけにはいかないよ。
give away を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。