face reality
発音
/feɪs ˈriːəlɪti/
face REALITY
💡 「face」は「フェイス」と発音し、「reality」は「リィアリティー」のように「ア」を意識して発音し、特に「-al-」の部分に強勢を置いて発音します。
使用情報
構成単語
意味
厳しい現実や受け入れがたい事実を直視し、それに対処しようとすること。現実から目を背けずに向き合うこと。
"To confront and acknowledge a difficult, unpleasant, or undeniable truth or situation, rather than ignoring, avoiding, or denying it."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、特に避けたい、目を背けたいような困難な状況や不都合な真実に直面し、それを認識し、受け入れる必要性を強調する際に使われます。一時的な感情的な困難よりも、具体的な問題解決や状況改善のために、現実を直視する必要があるときに用いられます。「もうこれ以上、見て見ぬふりはできない」というような、切羽詰まった状況や覚悟を伴うニュアンスがあります。フォーマル度は「neutral」で、日常会話からビジネスシーン、報道など幅広い文脈で使われます。ネイティブは、ある人が困難な状況を避けている時に、その人に対して「現実を見なさい」と促す場合や、自分自身が現実を受け入れるべきだと自覚した時によく使います。多くの場合、その現実が厳しいものであることを示唆します。
例文
It's time to stop dreaming and face reality.
夢見るのをやめて、現実と向き合うべき時です。
You need to face reality; the project is clearly failing.
現実と向き合うべきです。プロジェクトは明らかに失敗しています。
After years of denial, she finally faced reality about her addiction.
何年もの否定の後、彼女はついに自分の依存症について現実と向き合いました。
We must face reality and make some tough decisions to save the company.
私たちは現実と向き合い、会社を救うために厳しい決断を下さなければなりません。
Facing reality can be painful, but it's the first step towards recovery.
現実と向き合うことはつらいかもしれませんが、それが回復への第一歩です。
He refused to face reality, believing everything would magically get better.
彼はすべてが魔法のように良くなると信じ、現実と向き合おうとしませんでした。
The government has to face reality regarding the country's economic crisis.
政府は国の経済危機に関して現実と向き合わなければなりません。
If you want to improve, you have to face reality about your weaknesses.
上達したいなら、自分の弱点について現実と向き合う必要があります。
Many people find it hard to face reality when faced with a terminal illness diagnosis.
多くの人は、末期病の診断に直面したとき、現実と向き合うのが難しいと感じます。
Let's stop pretending and face reality. What are our actual options?
ごまかすのはやめて現実と向き合いましょう。私たちの実際の選択肢は何ですか?
類似表現との違い
「face reality」は現実を直視すること、困難な事実を認識することに焦点を当てますが、「come to terms with」は、その困難な現実や状況を最終的に受け入れ、折り合いをつける、和解するという意味合いが強いです。「face reality」が「見ること」なら、「come to terms with」は「消化すること」に近いニュアンスです。
「face reality」と同様に真実を受け入れるという意味ですが、「accept the truth」は感情的な抵抗なく事実を認めるニュアンスがあります。一方「face reality」は、しばしば不都合な真実や厳しい現実に、多少の苦痛を伴いながらも直視するという意味合いが強いです。
「face reality」と非常に近い意味で、事実や状況に勇敢に立ち向かう、対峙するというニュアンスです。「face reality」がやや一般的な「現実全体」を指すのに対し、「confront the facts」はより具体的な「事実」に焦点を当てます。フォーマル度はやや高めです。
「状況に対処する」という意味で、「face reality」が現実を認識することに重点を置くのに対し、「deal with the situation」は認識した現実に基づいて具体的な行動を起こし、解決策を見つけることに焦点を当てます。より実践的な行動を示唆します。
よくある間違い
動詞 "face" は他動詞なので、直接目的語(reality)をとります。「〜と向き合う」という意味で前置詞 "to" は不要です。
特定の現実を指す場合は "the reality" も使えますが、一般的に「現実(という概念)」を直視する際には、冠詞なしで "face reality" と言うことが多いです。特定の状況下で使う場合は "face the reality of the situation" のように冠詞が必要になります。
学習のコツ
- 💡「直視する」「向き合う」という強い意味合いを持つため、困難な状況で使うことが多い表現です。
- 💡"It's time to face reality." (現実と向き合うべき時だ) という形で非常によく使われます。
- 💡動詞 "face" は他動詞なので、後ろに直接 "reality" を置くことを覚えておきましょう。
対話例
友人が仕事の失敗から目を背けている場面
A:
Hey, are you okay? You seem to be avoiding thinking about what happened at work.
ねえ、大丈夫?仕事で何があったか、考えないようにしているみたいだけど。
B:
I know, but it's just so hard to face reality. I made a big mistake.
分かってるんだけど、現実と向き合うのがつらくて。大きなミスをしちゃったんだ。
経営会議での厳しい状況説明
A:
The sales figures for this quarter are worse than expected. We have to discuss this seriously.
今四半期の売上は予想より悪いです。真剣に議論しなければなりません。
B:
Yes, we can no longer ignore these numbers. It's crucial that we face reality and come up with a viable plan.
はい、もうこれらの数字を無視することはできません。現実と向き合い、実行可能な計画を立てることが重要です。
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