借金、負債、債務
恩義、借り
/dɛt/
DEBT
💡 「debt」の「b」は発音しない黙字です。「デット」とカタカナで発音すると「b」の音を意識しがちですが、実際には「デット」のように、最後の「t」をしっかり止める音で発音します。日本語の「デッド」と違い、「b」の音は完全に消えるのが特徴です。
I have no debt now.
私は今、借金がありません。
He paid off his debt.
彼は借金を返済しました。
Avoid getting into debt.
借金をしないようにしましょう。
We cleared all our debts.
私たちは全ての借金を清算しました。
I owe him a debt.
彼に借りがあります。
My student debt is small.
私の学生ローンは少ないです。
The company reduced debt.
その会社は負債を減らしました。
They discussed the debt crisis.
彼らは債務危機について議論しました。
The national debt is huge.
国の負債は巨額です。
That's a debt of gratitude.
それは感謝の恩義です。
「debt」は「負債総額」として扱う場合は不可算名詞(much debt)。個々の借金を指す場合は可算名詞(many debts)として使います。文脈によって使い分けが必要です。
「debt」は「借金」や「負債」という状態や返済義務そのものを指すのに対し、「loan」は銀行などから借りる「貸付金」や「融資」という行為や資金そのものを指すことが多いです。例えば、「take out a loan」(ローンを組む)と言いますが、「have debt」(借金がある)と言います。
📚 この単語は、ラテン語の'debitum'(借りたもの)に由来し、古フランス語を経て英語に入りました。古フランス語では'dete'となり'b'の音は消えましたが、後にスペルがラテン語の語源に似せて'b'が復活しました。しかし、発音は古フランス語の影響を受け、'b'が黙字として残ったのです。
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