contributing factor
発音
/kənˈtrɪbjuːtɪŋ ˈfæktər/
conTRIButing FACtor
💡 「コン」は軽く、「トリ」を強く、そして「ファク」を強く発音します。どちらの単語も重要ですが、特に『contributing』の『tri』と『factor』の『fac』にアクセントを置くと自然です。
使用情報
構成単語
意味
何かの結果や状況に影響を与え、その一因となる要因。
"A factor that helps to cause or influence a particular outcome or situation, often one among several other factors."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある事象や結果が単一の原因ではなく、複数の要因が絡み合って生じている場合に、その中の一つの要因を客観的かつ分析的に説明する際に用いられます。特に、複雑な問題の根本原因を特定したり、何かの背景を深く掘り下げたりする文脈で使われます。フォーマルな表現であり、ビジネス会議、学術論文、報告書、ニュース記事などで頻繁に見られます。単に「原因」と言うよりも、より具体的で専門的な響きがあり、論理的で多角的な視点を持っているという印象を与えます。
例文
Lack of sleep was a significant contributing factor to his poor performance.
睡眠不足が、彼の成績不振の重要な一因でした。
Poor urban planning is often cited as a contributing factor to traffic congestion.
不十分な都市計画は、しばしば交通渋滞の一因とされています。
Environmental degradation is a major contributing factor to the loss of biodiversity.
環境破壊は生物多様性喪失の主要な要因です。
Stress can be a contributing factor to various health problems.
ストレスは様々な健康問題の一因となり得ます。
Customer dissatisfaction was a key contributing factor in the decline of sales.
顧客の不満が売上減少の主な要因でした。
The outdated software was a contributing factor to the project delays.
時代遅れのソフトウェアがプロジェクト遅延の一因となりました。
Our team identified several contributing factors that led to the budget overrun.
私たちのチームは、予算超過につながったいくつかの要因を特定しました。
His difficult childhood was a contributing factor to his personality development.
彼の困難な幼少期が、彼の性格形成の一因となりました。
The bad weather was a contributing factor to why fewer people showed up.
悪天候は、出席者が少なかった一因でした。
I believe the lack of communication was a contributing factor in their breakup.
コミュニケーション不足が彼らの別れの一因だったと私は思います。
類似表現との違い
「contributing factor」は複数の要因の一つとして「寄与する」というニュアンスが強いのに対し、「causal factor」は直接的で明確な「原因となる要因」を指します。後者の方がより直接的な因果関係を強調します。
「root cause」は問題の最も根本的な原因、つまり、他の全ての要因がそこから派生している元となる原因を指します。「contributing factor」は根本原因ではなくとも、結果に影響を与えた一つの要因であれば使えます。
「key element」は「主要な要素」という意味で、原因に限らず、何かの構成要素や重要な部分全般を指します。「contributing factor」は明確に結果に影響を与えた『要因』に限定されます。
「driving force」は何かを前進させる「原動力」や「推進力」を指し、ポジティブな意味合いで使われることもあります。「contributing factor」は必ずしも推進力ではなく、結果に影響を与えた要因全般を指し、ネガティブな結果に対しても使われます。
よくある間違い
動詞の 'contribute' ではなく、名詞 'factor' を修飾する形容詞(現在分詞)である 'contributing' を使う必要があります。動詞の形を間違えないようにしましょう。
「contributing factor」が最も一般的で自然なコロケーションです。「contributing cause」も間違いではありませんが、「factor」の方がより広範な意味で使われ、専門的な文脈で好まれます。
学習のコツ
- 💡「contributing」は「寄与する」という意味の現在分詞で、直後の名詞「factor」を修飾します。
- 💡複数の原因や要因がある状況で、その一つを客観的に説明する際に非常に便利な表現です。
- 💡フォーマルな文脈でよく使われるため、ビジネスレポートや学術論文、ニュース記事などを読む際に意識して探してみましょう。
- 💡『a contributing factor to (名詞/動名詞)』の形で使われることが多いです。前置詞の『to』を忘れずに覚えましょう。
対話例
会社の売上減少についてのビジネス会議
A:
What do you think was the main reason for the sales decline last quarter?
前四半期の売上減少の主な理由は何だったと思いますか?
B:
Well, the economic downturn was certainly a contributing factor, but our outdated marketing strategy also needs a review.
そうですね、景気後退は確かに一因でしたが、当社の時代遅れのマーケティング戦略も見直す必要があります。
プロジェクトの遅延原因についてのチームミーティング
A:
We need to understand why the project is behind schedule. What were the biggest issues?
なぜプロジェクトが予定より遅れているのかを理解する必要があります。最も大きな問題は何でしたか?
B:
The unexpected technical difficulties were a significant contributing factor, and unfortunately, we also had some resource allocation challenges.
予期せぬ技術的な困難が重要な一因でした。加えて、残念ながらリソース配分の課題もいくつかありました。
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