catalyst

/ˈkætəlɪst/

英検準1級C1TOEIC ★★
学術ビジネス科学社会教育

意味

名詞

触媒(化学反応を促進または変化させるが、それ自身は変化しない物質)、促進剤、きっかけ、変化の原動力

発音

/ˈkætəlɪst/

CAtalyst

💡 最初の「カ」に強くアクセントを置き、「CAt-ə-list」のように発音します。「タ」は日本語の「タ」よりも弱く、曖昧母音に近い音になることが多いです。日本人には「カタリスト」と平坦に発音しがちなので、強弱を意識するとネイティブらしい発音になります。

例文

His idea was a catalyst.

カジュアル

彼のアイデアがきっかけでした。

This event acted as a catalyst.

カジュアル

この出来事が触媒の役割を果たしました。

Art can be a catalyst for change.

カジュアル

芸術は変化の触媒となり得ます。

Your energy is a positive catalyst.

カジュアル

あなたのエネルギーは良い刺激です。

He became a catalyst for peace.

カジュアル

彼が平和へのきっかけとなりました。

Small actions can be a catalyst.

カジュアル

小さな行動が変化を促すことがあります。

Innovation is a business catalyst.

ビジネス

イノベーションはビジネスの触媒です。

The new policy was a catalyst.

ビジネス

新しい政策が促進要因でした。

Marketing served as a growth catalyst.

ビジネス

マーケティングが成長の触媒となりました。

Enzymes are biological catalysts.

フォーマル

酵素は生体触媒です。

変形一覧

名詞

複数形:catalysts

文法的注意点

  • 📝catalystは可算名詞です。単数の場合は必ずa/anや所有格を付けましょう(例: a catalyst, his catalyst)。
  • 📝比喩的な意味では、「〜の触媒/きっかけ」として『a catalyst for 〜』という形でよく使われます。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス科学学術政治・社会環境教育医療・健康

よくある間違い

His speech was a catalyst for talking.
His speech was a catalyst for discussion.

catalystは「変化や発展を促進するもの」という文脈で使われます。単なる一時的な行為ではなく、より大きなプロセスや状態の変化(例: 議論、改革、成長)に対して用いられるのが自然です。

派生語

語源

由来:ギリシャ語
語根:
kata- (下へ、完全に)lysis (緩める、分解する)

📚 古代ギリシャ語のkatalysis(分解、溶解)が語源です。もともとは化学分野で「反応を促進する物質」という意味で用いられ、19世紀半ばに英語に導入されました。その後、物理的な変化だけでなく、比喩的に社会や状況の「変化を引き起こすもの、きっかけ」という意味でも広く使われるようになりました。

学習のコツ

  • 💡「化学反応を促進する触媒」という本来の科学用語の意味と、「変化や発展のきっかけ」という比喩的な意味の両方を理解しましょう。
  • 💡比喩的な意味で使う場合、「a catalyst for + 名詞(変化、成長など)」の形で使われることが非常に多いです。
  • 💡ポジティブな変化、ネガティブな変化のどちらにも使えますが、一般的には良い変化のきっかけとして使われることが多いです。

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