brief

/briːf/

英検3級A2TOEIC ★★★★
日常ビジネスコミュニケーション教育

意味

形容詞

短時間の、手短な、簡潔な

名詞

概要、要約、報告書、指示書、ブリーフ(下着)、訴訟の趣意書

動詞

(人に)概要を説明する、指示を与える

発音

/briːf/

BRIEF

💡 「brief」は「ブリーフ」と発音し、最初の音節「bri」に強勢を置きます。日本人学習者は/r/の音を/l/や日本語のラ行の音と間違えがちなので、舌を丸めてどこにも触れないように発音しましょう。また、語尾の/f/は、上の前歯を下唇に軽く当てて息を出す音です。

例文

Let's keep it brief.

カジュアル

手短に済ませましょう。

I need a brief rest.

カジュアル

少し休憩が必要です。

That was a brief visit.

カジュアル

短い訪問でした。

She gave a brief nod.

カジュアル

彼女は軽くうなずいた。

Just a brief moment, please.

カジュアル

ほんの一瞬だけ、お願いします。

Give me a brief update.

ビジネス

手短に状況を教えてください。

We need a brief on this.

ビジネス

これに関する概要が必要です。

They will brief the team.

ビジネス

彼らはチームに説明します。

The report was brief.

フォーマル

その報告は簡潔でした。

A brief statement was issued.

フォーマル

簡潔な声明が出されました。

変形一覧

動詞

現在分詞:briefing
過去形:briefed
過去分詞:briefed
三人称単数現在:briefs

名詞

複数形:briefs

形容詞

比較級:briefer
最上級:briefest

文法的注意点

  • 📝形容詞として使う場合、通常は名詞の前に置かれます (例: a brief meeting)。
  • 📝動詞として使う場合、主に「brief someone on something」(〜について誰かに説明する)の形で使われます。
  • 📝名詞の「briefs」は複数形で使われることが多いですが、文脈によって「要約」または「下着」と意味が変わります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育法律報道・ジャーナリズム事務・手続き会議

よくある間違い

He spoke brief about the project.
He spoke briefly about the project.

「brief」は形容詞なので、動詞「spoke」を修飾するには副詞「briefly」を使います。形容詞を使う場合は「He gave a brief talk.」のように名詞を修飾します。

類似スペル単語との違い

short

「brief」は時間や内容の「短さ」「簡潔さ」を指すのに対し、「short」は物理的な長さ、距離、期間など、より広い意味で「短い」ことを表します。簡潔さのニュアンスは「brief」の方が強いです。

concise

「concise」も「簡潔な」という意味ですが、「brief」よりも情報が密で、無駄がなく、的確であるというニュアンスが強いです。よりフォーマルな文脈で使われる傾向があります。

派生語

語源

由来:ラテン語 (古フランス語経由)
語根:
brevis (短い)

📚 古フランス語の 'bref' に由来し、さらにそのルーツはラテン語の 'brevis' (短い) です。元々は文書や教皇の書簡などの「要約」を指す言葉として使われ、そこから「短時間」や「簡潔な」といった意味が派生し、現代の多様な意味につながっています。

学習のコツ

  • 💡形容詞、動詞、名詞の3つの品詞で使われる多義語であることを意識しましょう。
  • 💡「in brief」は「手短に言えば」という意味の便利な慣用句です。
  • 💡名詞の「briefs」は「概要」の他に「男性用の下着」の意味もあるため、文脈に注意が必要です。

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