be apt to do
発音
/bi æpt tə duː/
be APT to do
💡 「apt」は「アプト」のように発音し、「-pt」の音をはっきりと発音することがポイントです。「to」は文中で弱く「タ」のように発音されることが多く、強く発音する必要はありません。
使用情報
構成単語
意味
~しがちである、~する傾向がある
"To have a natural tendency or inclination to do something or to be in a particular state; often used to describe inherent characteristics or usual behavior."
💡 ニュアンス・使い方
人や物事が特定の行動をとったり、特定の状態になりやすい性質や傾向を表す際に使われます。単に「~する可能性が高い (be likely to)」というよりも、その対象が持つ「固有の性質や習慣に基づいた傾向」に焦点を当てています。やや客観的でフォーマルな響きを持ちますが、日常会話でも十分に通用し、特に人の性格や物の特性、一般的な法則などを述べる際に便利です。ポジティブな傾向、ネガティブな傾向のどちらにも使えます。
例文
He is apt to forget his keys if he's in a hurry.
彼は急いでいると鍵を忘れがちです。
Children are apt to ask many questions when they are curious.
子供は好奇心旺盛なとき、多くの質問をしがちです。
That old car is apt to break down in cold weather.
あの古い車は寒い天気だと故障しがちです。
She is apt to be late for appointments if she doesn't leave early.
彼女は早めに出発しないと、約束の時間に遅れがちです。
If you don't get enough sleep, you're apt to feel tired the next day.
十分に睡眠を取らないと、次の日に疲れを感じがちです。
My cat is apt to nap in sunbeams whenever they appear.
私の猫は日なたが出るといつも昼寝をしがちです。
New software updates are apt to cause temporary glitches after installation.
新しいソフトウェアのアップデートは、インストール後に一時的な不具合を引き起こしがちです。
Our clients are apt to choose the most cost-effective solution when presented with options.
当社のクライアントは、選択肢を与えられた際、最も費用対効果の高い解決策を選びがちです。
Market trends are apt to fluctuate during periods of economic instability.
経済が不安定な時期には、市場の動向は変動しがちです。
Start-up companies are apt to innovate quickly to gain a competitive edge.
スタートアップ企業は競争優位性を得るために、迅速に革新を起こしがちです。
Scientific theories are apt to be refined with the accumulation of new evidence and data.
科学理論は新しい証拠やデータの蓄積によって洗練されがちである。
Complex systems are apt to exhibit unforeseen behaviors under certain conditions.
複雑なシステムは特定の条件下で予期せぬ挙動を示す傾向がある。
類似表現との違い
「be apt to do」と同様に「~しがちである、~する傾向がある」という意味ですが、「tend to do」の方がより一般的でカジュアルな表現です。また、「tend to」は単なる習慣や一般的な傾向を示すのに対し、「be apt to」はその対象固有の性質や能力に基づく傾向というニュアンスが少し強いです。
「~する可能性が高い」という客観的な確率や蓋然性を表します。「be apt to do」が「生まれつきの、あるいは習慣的な傾向」に焦点を当てるのに対し、「be likely to do」は「今の状況から見て起こりそうなこと」というニュアンスが強いです。
「~しがちである」という点では共通していますが、「be prone to do」は特に「悪いこと、望ましくないこと」が起こりやすい傾向を示す際に使われます。ネガティブな文脈で用いられることが多いです。
「~したい気持ちがある」「~する傾向がある」という意味で、「be apt to do」よりも個人の内面的な意向や好み、性向に基づいた傾向を示すことが多いです。より自発的なニュアンスを含みます。
よくある間違い
「be apt to」の後には動詞の原形が続きます。前置詞「in」ではなく、不定詞を導く「to」を使います。
「to」は不定詞の一部であり、その後に続く動詞は必ず原形(-ing形ではない)を使います。
「apt」は形容詞なので、必ず「be動詞」と共に使われます。「be apt to do」という形で覚えましょう。
学習のコツ
- 💡「apt」は「適切な、的確な」という意味もありますが、「be apt to do」で「~しがち」という熟語として覚えましょう。
- 💡「tend to do」と意味が似ていますが、「be apt to do」はより客観的で、対象の固有の性質に基づく傾向を表すニュアンスが強いと意識すると良いでしょう。
- 💡「be apt to do」は、人が持つ傾向だけでなく、物事や状況の一般的な特性を説明する際にも広く使えます。
対話例
同僚が新入社員の特性について質問している場面
A:
How is the new intern settling in?
新しいインターンはどうですか?
B:
She's quite bright, but she's apt to be a bit quiet in meetings until she feels comfortable.
とても優秀ですが、慣れるまでは会議で少し大人しくなりがちですね。
友人が共通の知人の性格について話している場面
A:
I wonder why Mark didn't show up today.
マーク、今日来なかったのはなぜだろう。
B:
Well, he's apt to forget things if they're not written down. Did you remind him?
ええと、彼は書かれていないことを忘れがちだからね。彼にリマインドした?
チームリーダーがプロジェクトのリスクについて説明している場面
A:
What are the potential risks for this new project?
この新規プロジェクトの潜在的なリスクは何ですか?
B:
New technologies are apt to have unforeseen challenges, so we need to plan for contingencies carefully.
新しい技術は予期せぬ課題を抱えがちなので、不測の事態に備えて慎重に計画する必要があります。
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