actuality

/ˌæktʃuˈæləti/

英検準1級C1TOEIC ★★
学術ビジネス哲学フォーマルなコミュニケーション

意味

名詞

現実、実在、現況、実態

発音

/ˌæktʃuˈæləti/

ac-tu-AL-i-ty

💡 強勢は3音節目「-al-」にあり、強くはっきりと発音します。日本人が苦手としがちな「tu」の部分は「チュ」と「ツュ」の中間のような音で、口をすぼめすぎず、軽めに発音するのがコツです。「lity」の部分は、Lの音と、TがDに近い音になるフラップT(アメリカ英語)に注意しましょう。

例文

He realized the harsh actuality.

カジュアル

彼は厳しい現実を悟りました。

The actuality was quite different.

カジュアル

現実は全く異なりました。

We understand the current actuality.

カジュアル

私たちは現在の実態を理解しています。

Accepting actuality can be hard.

カジュアル

現実を受け入れることは難しいことがあります。

This is the actuality of the case.

ビジネス

これがその事件の現実です。

What is the actuality of the situation?

ビジネス

状況の現実はどうですか?

They debated the actuality of the plan.

ビジネス

彼らは計画の現実性について議論しました。

We must face the grim actuality.

フォーマル

私たちは厳しい現実に向き合うべきです。

In actuality, it's a difficult task.

フォーマル

現実には、それは難しい課題です。

The report shows the economic actuality.

フォーマル

その報告書は経済の実態を示しています。

変形一覧

名詞

複数形:actualities

文法的注意点

  • 📝「actuality」は可算名詞であり、複数形は「actualities」となります。
  • 📝特定の状況や現実を指す場合は、定冠詞「the」を伴って「the actuality」と使われることが多いです。
  • 📝副詞句として「in actuality」の形で使われることが非常に多く、「実際に、現実には」という意味で文頭や文中に入ります。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス学術公式な議論報告書・論文法律・政治哲学・思考メディア・報道

よくある間違い

I want to know the actuality about it.
I want to know the reality about it.

「〜について知りたい」という文脈では、「reality」の方が一般的で自然です。「actuality」はより客観的な事実や状況を指す際に使われ、日常的な情報取得には「reality」や「facts」が適切です。

Actually, in actuality, he's rich.
Actually, he's rich.

「実際は〜だ」と述べる際に「actuality」を単独で使うのは不自然です。「実際には」という副詞句として使う場合は「in actuality」とします。単に「実は」という意味で使うなら「actually」が適切です。

類似スペル単語との違い

reality

「actuality」と「reality」はどちらも「現実」と訳されますが、ニュアンスが異なります。「reality」はより広範で抽象的な「現実」全般を指し、個人の認識や経験を含むことが多いです。一方、「actuality」は、より客観的で具体的な「現実に存在する状況」「実態」「現況」という側面を強調します。論文やビジネスの場で、事実に基づいた現状を述べる際によく使われます。

fact

「fact」は「事実」そのものを指し、疑いの余地のない具体的な情報や出来事を意味します。これに対し「actuality」は「事実に基づいて存在する状態や状況」を指すため、より広範な概念です。例えば、「The fact is...(事実は…)」と「The actuality is...(現実の状態は…)」では、後者の方がより状況全体を捉えた表現となります。

派生語

語源

由来:ラテン語、古フランス語、中世英語
語根:
actus (行為)realis (現実の)

📚 「actuality」は、ラテン語で「行為」を意味する「actus」に由来し、中世ラテン語の「actualis」(活動的な、現実の)を経て、古フランス語の「actuel」、中世英語の「actual」へと発展しました。そこに抽象名詞を作る接尾辞「-ity」がつき、「現実性」「実在性」という意味を持つようになりました。

学習のコツ

  • 💡「actuality」は「現実」や「実態」を意味しますが、「reality」よりも客観的な状況や事実そのものを指す傾向があります。
  • 💡「in actuality」という形で副詞句として使われることが多く、「実際には、現実には」という意味になります。
  • 💡やや堅い表現のため、日常会話では「reality」や「fact」を使う方が自然で理解されやすいです。
  • 💡名詞として「現実に存在する具体的なもの」という意味合いで使われることもあります。

Memorizeアプリで効率的に学習

actuality を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習