触れることができる、具体的な、明白な、実体のある、有形の
有形資産、具体物(主に複数形 tangibles で)
/ˈtæn.dʒɪ.bəl/
TAn-ji-bəl
💡 「tan」に最も強いアクセントを置きます。「tan」の「a」は「ア」と「エ」の中間のような音(appleの「a」に近い)、「gible」の「gi」は「ジ」と発音します。日本人が間違えやすいのは、アクセントを「gi」に置いてしまったり、「g」を「グ」と強く発音しすぎたりすることです。自然な発音は、口を大きく開けずに「タン・ジ・ブル」というイメージです。
Is there any tangible proof?
何か具体的な証拠はありますか?
Her joy was almost tangible.
彼女の喜びはほとんど手に取るようでした。
The tension was tangible.
その緊張は明白でした。
Show me something tangible, please.
何か具体的に見せてください。
He felt a tangible fear.
彼は具体的な恐怖を感じました。
We need tangible results soon.
私たちはすぐに具体的な結果が必要です。
They acquired tangible assets.
彼らは有形資産を取得しました。
We seek tangible benefits.
私たちは具体的な利益を求めます。
The report lacks tangible data.
その報告書は具体的なデータに欠けます。
Tangible evidence is crucial.
具体的な証拠が不可欠です。
「tangible」は「物理的に触れられる、具体的な形を持つ」というニュアンスが強く、アイデアのような概念的なものには直接使いません。アイデアの「具体性」を表す場合は「concrete」がより適切です。または、アイデアが形になった「具体的な結果(tangible results)」が必要、と表現します。
「concrete」も「具体的な」という意味ですが、「tangible」が「触れることができる、実体がある」という物理的・物理量的な側面を強調するのに対し、「concrete」は「抽象的でない、明確な」という意味で、アイデアや計画などにも幅広く使われます。「concrete evidence」と「tangible evidence」は似ていますが、後者はより物理的な証拠を指すニュアンスが強いです。
「palpable」も「触れることができる、明白な」という意味ですが、「tangible」が物理的な存在や測定可能な実体を指すことが多いのに対し、「palpable」は感情や雰囲気など、物理的には触れられないが非常に強く感じられるものに対して使われることがよくあります(例: palpable tension: 張り詰めた緊張)。
📚 「tangible」は、ラテン語の「tangibilis」(触れることができる)に由来します。これは「tangere」(触れる)という動詞から派生しました。英語には古フランス語を介して導入され、当初は文字通り「触れることができる」という意味で使われましたが、後に「具体的な、明白な」といった抽象的な意味でも使われるようになりました。特に、目に見えない抽象的な概念と対比して、実体のあるものを指す際に重要な単語です。
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