意味
動詞
質を低下させる、価値を損なう、汚染する、無効にする、台無しにする
発音
/ˈvɪʃieɪt/
VI-shi-ate
💡 「ヴィシエイト」のように発音します。最初の「ヴィ」は下唇を軽く噛んでVの音を出し、続く「シ」に強勢を置いて強く発音します。日本人が苦手なVの音と、ɪ（イとエの中間の音）に注意しましょう。最後の「エイト」ははっきりと発音します。
例文
Stress can vitiate judgment.
ストレスは判断を損なう可能性があります。
His lies vitiated his reputation.
彼の嘘が評判を傷つけました。
Pollution vitiates air quality.
汚染は空気の質を低下させます。
Noise can vitiate concentration.
騒音は集中力を損なうことがあります。
Lack of sleep vitiates performance.
睡眠不足はパフォーマンスを低下させます。
This error may vitiate results.
この誤りは結果を無効にするかもしれません。
Conflicts often vitiate teamwork.
対立はしばしばチームワークを損ないます。
The flaw could vitiate the contract.
その欠陥は契約を無効にする可能性があります。
Fraud vitiates any agreement.
詐欺はいかなる合意も無効にします。
変形一覧
文法的注意点
- 📝vitiateは他動詞であり、目的語を必ず取ります。目的語は通常、抽象的な概念（契約、名誉、効果、質など）です。
- 📝主に公式な文脈や学術的な文章で使われ、日常会話ではあまり用いられません。
使用情報
フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
法律学術ビジネス公式文書研究・開発政治・外交倫理・道徳
よくある間違い
❌The rain vitiated my picnic.
✅The rain spoiled my picnic.
vitiateは「質や有効性を損なう」というよりフォーマルで抽象的な文脈で使われます。物理的な出来事によって計画が「台無しになる」というような日常的な状況では、spoilやruinの方が適切です。
類似スペル単語との違い
initiate
「vitiate」は「質を低下させる、無効にする」という意味の否定的な動詞ですが、「initiate」は「始める、開始する、着手する」という肯定的な意味を持つ動詞です。スペルと発音が似ているため混同しやすいですが、意味は全く異なります。
派生語
語源
由来:ラテン語
語根:
vitium (欠陥、悪徳、不完全さ)
📚 ラテン語の「vitium」（欠陥、悪徳、不完全さ）に由来し、「悪くする、汚す」という意味合いで使われ始めました。英語には15世紀頃に入り、特に法律や公式な文脈で「無効にする、損なう」という意味で用いられるようになりました。抽象的なものや品質の低下を表す際に使われる、比較的フォーマルな単語です。
学習のコツ
- 💡この単語は、契約、評判、判断など、抽象的なものやその質が「損なわれる」「無効になる」という文脈で使われます。
- 💡「品質を低下させる」「効果をなくす」といった、フォーマルで少し硬い表現をしたいときに役立ちます。
- 💡語源の「vitium」（欠陥）を思い出すと、単語の意味が連想しやすくなります。
Memorizeアプリで効率的に学習
vitiate を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。
∞
無制限の単語登録
♪
音声再生対応
📱
オフライン学習