turn out to be
発音
/tɜːrn aʊt tə biː/
turn OUT tə be
💡 「ターン・アウト・トゥ・ビー」のように、`out`をやや強く発音し、`to`は弱く「タ」や「テ」のように発音することが多いです。文脈によっては、強調のために`be`を強く発音することもあります。
使用情報
構成単語
意味
（予想や期待とは異なり）結局〜であることが判明する、〜だとわかる。
"To be discovered or proven to be something, especially unexpectedly, after a period of time or investigation."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、時間が経過したり、何らかの調査や経験をした結果、物事や人の真の性質や結果が明らかになる場合に使われます。多くの場合、最初の予想や見た目とは異なる結果になったり、意外な事実が判明したりするニュアンスを含みます。驚き、失望、喜びなど、結果に対する感情を伴うこともあります。日常会話からビジネスシーン、ニュース報道まで幅広く使われる中立的な表現です。ネイティブは、物事の予期せぬ展開や、後になってわかる事実を客観的に、しかし時には感情を込めて説明する際に自然に用います。
例文
The movie I thought would be boring actually turned out to be quite entertaining.
つまらないだろうと思っていた映画が、実際にはかなり面白かったです。
It turns out to be a much more complicated issue than we initially thought.
それは私たちが当初考えていたよりも、はるかに複雑な問題であることが判明しました。
Their new product, which was highly anticipated, turned out to be a commercial failure.
大いに期待されていた彼らの新製品は、商業的な失敗に終わりました。
The suspect initially claimed innocence, but evidence later turned out to be conclusive against him.
容疑者は当初無実を主張しましたが、後に証拠が彼に不利な決定的なものであることが判明しました。
The weather forecast said it would rain, but it turned out to be a beautiful sunny day.
天気予報では雨と言っていましたが、結局は美しい晴れの日になりました。
（最終的に）〜になる、〜として終わる。
"To result in or develop into a particular state or condition."
💡 ニュアンス・使い方
ある状況や過程が、最終的にどのような結果や状態になったかを示す際に使われます。計画通りに進まなかった場合や、予期せぬ結末を迎えた場合によく使われる表現です。長期的なプロジェクトの結果や、人生の選択が最終的にどうなったかを語る際にも適しています。客観的な結果を述べるニュアンスが強いですが、その結果に対する話し手の感慨が込められることもあります。
例文
What started as a small argument turned out to be a huge fight.
小さな口論として始まったことが、最終的には大げんかになりました。
The renovation project, though challenging, turned out to be a great success.
改修プロジェクトは、困難ではあったものの、最終的には大成功を収めました。
He thought he wanted to be an engineer, but he turned out to be a talented musician.
彼はエンジニアになりたいと思っていましたが、結局は才能ある音楽家になりました。
（特定の人物や組織が）〜であると明らかになる。
"To be revealed or discovered that a particular person or entity has certain characteristics or a true identity."
💡 ニュアンス・使い方
主に人物の正体、役割、あるいは特性が明らかになる際に用いられます。特に、最初は知られていなかったり、誤解されていたりした事実が、後になって判明する場合に適切です。ミステリー小説や映画で、登場人物の真の姿が明かされるような文脈でよく使われます。
例文
The mysterious stranger turned out to be an old friend from college.
その謎の旅行者は、大学時代の旧友だと分かりました。
The anonymous donor turned out to be a well-known philanthropist.
匿名の寄付者は、有名な慈善家であることが判明しました。
The new manager turned out to be much stricter than we had anticipated.
新しいマネージャーは、私たちが予想していたよりもずっと厳しい人だと分かりました。
類似表現との違い
`turn out to be` が「（結果的に）～だとわかる・判明する」というニュアンスが強いのに対し、`prove to be` は「～だと証明される」という、より客観的な証拠や論理に基づいて真実が明らかになるニュアンスが強いです。よりフォーマルな文脈で使われることが多いです。
`turn out to be` が「～であることが判明する」という結果の性質に焦点を当てるのに対し、`end up being` は「最終的に～という状態に落ち着く」という、過程を経て最終的な状況に至るニュアンスが強いです。よりカジュアルな会話で頻繁に使われます。
`emerge as` は「～として現れる」「～であることが明らかになる」という意味で、特に以前は知られていなかったり隠されていたりした事実が表面化する際に使われます。`turn out to be`よりも、よりフォーマルで、公的な発表やニュース報道などの文脈で用いられることが多いです。
よくある間違い
`turn out`の後に形容詞や名詞を続ける場合、間に`to be`を入れるのが自然です。`is`を直接続けるのは文法的に誤りです。
`turn out`の後に形容詞が続く場合、口語では`to be`を省略することもありますが、`to be`を入れる方がより丁寧で完全な表現です。特に名詞句が続く場合は`to be`が必須となります（例: `turned out to be a disaster`）。
人物の職業や身分などを表す名詞句が続く場合も、必ず`to be`を挟みます。
学習のコツ
- 💡`It turns out that S + V...` の形で、「〜ということが判明する」という意味でもよく使われます。
- 💡予想外の結果や発見を表現する際に非常に便利なフレーズです。
- 💡`turn out` の後に形容詞が続く場合（例: `turn out well/badly`）は `to be` が省略されることもありますが、名詞が続く場合は `to be` が必須です。
対話例
友人との週末の計画について
A:
How was your camping trip last weekend?
先週末のキャンプ旅行はどうだった？
B:
Oh, it was fantastic! We were worried about the rain, but it turned out to be perfect weather.
ああ、最高だったよ！雨を心配していたんだけど、結局は最高の天気になったんだ。
職場のプロジェクトの結果について
A:
Are you happy with the final report for the X project?
Xプロジェクトの最終報告書は満足できるものになりましたか？
B:
Yes, actually. Despite a few initial setbacks, it turned out to be a very successful presentation.
ええ、実は。いくつかの初期の課題はあったものの、非常に成功したプレゼンテーションとなりました。
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